機関工学科工学コース2年生は、
機関コースの乗船実習の間、
学校で以下のような様々な実習に取り組んでいます。
また、これら実習のほか冷凍冷蔵装置についての座学や
エンジン(内燃機関)の理解を深めるためにエンジン検定2級の
対策も進めているところです。
貴重な乗船生活を経て大きな成長をしてくるであろう機関コースの級友に
負けじと、自分たちも工学コースで得られる知識・技術を身に付けようと
日々頑張っています。
「旋盤」
回転させた材料に工具を当てて、加工を行う旋盤について、
試験片(材料の強度や性質を調べるために用いられるJIS規格の小片)の
製作等を通してその方法を学んでいます。
「CAD」
PC上で設計図などの平面図面の作成を行うことができる2DCADの
ソフトウェアを用いて、基礎的なものから複雑なものまで段階的に
練習用の図形を作図することで製図についての考え方を学んでいます。
「シーケンス」
機械の動作の順番や条件を決めるシーケンス制御について、
配線図を作成したり押しボタンスイッチや配線用遮断器などの部品を
使用して実際に回路を組んだりしながら基礎知識を学んでいます。
「鋼の組織」
鋼材を熱処理する際に、温度や方法によって鋼材の硬さなどの性質が
どのように変化するのかを調べ、実際に熱処理を行う過程から実施し、
硬度を計測する機器で測定したデータを分析するなどして理解を深めます。