品質管理流通科
水分活性の測定
品質管理流通科3年生は総合実習でコンウェイユニットを使用し
食品の品質を保持する上で重要な水分活性(食品中の自由水の割合)を調べました。
理由は食品の腐敗原因のひとつに微生物の繁殖があり
その繁殖に利用できる食品中の水分を自由水(利用できない水分を結合水)といい
食品中の自由水の量が少なければ見た目水分が多くても微生物は繁殖しにくくなり
その食品の保存性を高めることができるからで
地味な検査ではありますが信頼性のある重要な検査方法(平衡重量法)です。
ちなみに本学科には水分活性を自動で計測してくれるスイス・ノバシーナ社製の
水分活性測定装置もあるので実験が正確にできたか知るために
自分たちがコンウェイユニットで出した結果と計測装置が出した結果とを
最後は比べて終わりましたが比べた結果はナイショです。