日誌

R7 総合実習(F3S) サクラマスの人工授精

海洋技術科3年生生産コースの本日(10/7)の実習はサクラマスの人工授精実習でした。

 本校では、サクラマスの完全養殖に数年前から取り組んでいます。

サクラマスは基本的に3年で成熟します。今回採卵・採精にもちいる親魚は過去の先輩が本校にて人工採苗に取り組んだ魚です。代々、先輩から後輩へと受け継がれているわけです。

作業としては、取り上げたサクラマスを撲殺し、雌親は腹を割いて卵を採り出し、雄親は腹を押して精子を絞り出します。

卵に精子をかけて混ぜ合わせ、水を加えることで授精します。余分な精子は水で洗い流し、孵化水槽に収容します。

約1ヶ月ほどで孵化する予定です。産まれるのが楽しみですね。