品質管理流通科

ケルダール法による粗タンパク質の定量

品質管理流通科3年生は食品サイエンス実習にて代表的な粗タンパク質の定量法である

ケルダール法に取り組みました。

試料を硫酸と分解触媒と共に加熱するとタンパク質を構成するアミノ酸のアミノ基が

アンモニアとなり硫酸と結合して硫酸アンモニウムとなるのでアルカリ性にして加熱し

発生するアンモニア量を後日滴定によって定量します。

高度な実験ですが生徒たちは頭を悩ませながらも取り組んでいました。

ちなみにこのケルダール法は19世紀に開発され現在でも信頼できる方法として利用されており

本校にはスイスBUCHI社製のケルダール窒素分析システムが導入されています。