品質管理流通科とは
みかんのシラップ漬け
品質管理流通科3年生は総合実習でみかんのシラップ漬けを作りました。
温めて外果皮(フラベド)が剥きやすくなったみかんの皮を剥いて白い筋(アルベド)をとり
薄皮に包まれた中の房(じょうのう)ひとつひとつに分けます。
そのあと薄い酸と薄いアルカリ溶液でじょうのうの薄皮を剥き
十分水さらししたあとシラップと一緒にカップに入れ殺菌して完成です。
ちなみに生徒たちと話していたらみかんの缶詰を食べたことがない生徒がいて
昔はポテトサラダに半月切りした魚肉ソーセージとともに入っていた話をしても通じませんでした。
確かに今はいろんなおいしいものが世の中にあふれているのは事実ですが
みかんの缶詰は日本発祥ですからこれからも大切にしたいものです。
洗剤のはたらき
品質管理流通科2年生は食品サイエンス実習で食器用洗剤を使用して
界面活性剤のはたらきと汚れが落ちる仕組みを学びました。
蒸留水で100倍・250倍・500倍・1000倍・2000倍に薄めた各洗剤液に
同じ大きさに切ったフェルトを浮かべると最初は浮かんでいたフェルトが
界面活性剤の力によりその浮力を失い沈みますが洗剤液の濃さによってその時間に差が出ます。
生徒たちはその差をストップウォッチ片手に一生懸命記録していました。
ちなみにその結果をフリーハンドでグラフにしましたがなかなか苦労していました。
リンゴジャム作り
品質管理流通科2年生は総合実習でリンゴジャム製造に取り組みました。
前に別の授業で小規模に実験室でプルーンジャムを作り原理を学び
その知識を生かして今回は製造実習に臨みました。
ちなみに瓶詰めにした今回のジャム原料は七飯町産でした。
カニの樹脂標本の仕上げ②
品質管理流通科1年生は水産海洋基礎実習にて
前回作業の続きでカニの樹脂標本の表面を磨き完成させました。
この作業は集中力と忍耐が必要となりますが
できあがりを楽しみに耐水サンドペーパーの目が粗い120番から始まり
240番・400番・600番・1200番を経てようやく仕上げの2000番にたどり着き
最後にプラスチックポリッシャーでピカピカに磨き上げました。
ちなみにこの授業を休んだり作業が遅いと
後日放課後の居残り補習で完成させるまで作業は続きます。
水分活性の測定
品質管理流通科3年生は総合実習でコンウェイユニットを使用し
食品の品質を保持する上で重要な水分活性(食品中の自由水の割合)を調べました。
理由は食品の腐敗原因のひとつに微生物の繁殖があり
その繁殖に利用できる食品中の水分を自由水(利用できない水分を結合水)といい
食品中の自由水の量が少なければ見た目水分が多くても微生物は繁殖しにくくなり
その食品の保存性を高めることができるからで
地味な検査ではありますが信頼性のある重要な検査方法(平衡重量法)です。
ちなみに本学科には水分活性を自動で計測してくれるスイス・ノバシーナ社製の
水分活性測定装置もあるので実験が正確にできたか知るために
自分たちがコンウェイユニットで出した結果と計測装置が出した結果とを
最後は比べて終わりましたが比べた結果はナイショです。
EDTA溶液を作る
品質管理流通科3年生は総合実習で今後挑戦するキレート滴定に向けて
EDTA溶液作りに取り組みました。
時間はたっぷりあるのですが下四桁まで読み取れる精密天秤を使用し試料を量りとり溶かしたあと
一滴もこぼさずメスフラスコに入れ標線に合わせて蒸留水を調整するという少し細かい作業に
得意不得意はありますがやはり生徒たちは苦労していました。
ちなみにEDTAとはエチレンジアミン四酢酸二ナトリウムのことです。
ペーパークロマトグラフィー
品質管理流通科2年生は総合実習でペーパークロマトグラフィーの原理を学びました。
ペーパークロマトグラフィーはろ紙などにしみこませた試料を混ざっているもの別に
分離させ簡単に分けることがことができる実験です。
簡単に言うとろ紙につけた物質はろ紙とのくっつきやすさの相性や分子の大きさによって
溶媒(今回は蒸留水)を伝ってあがる速度が違うのでその違いを利用しています。
3年生になると同じ原理を使った薄層クロマトグラフィーに挑戦します。
ちなみに今回は黒インクを使用し黒色は赤・青・黄色の三原色にはっきり分かれました。
カニの樹脂標本の仕上げ①
品質管理流通科1年生は前に七重浜で採集した磯ガニをポリエステル樹脂で固めました。
今回の水産海洋基礎実習はその仕上げとして樹脂のデコボコした表面を
耐水サンドペーパーで一心不乱に削る作業となります。
ちなみに流し固めた樹脂は思ったよりも表面がゆがんでいるので平らにするために
それこそ修行僧のように削る作業を繰り返すのでそれに耐え忍び自分と向き合う心が大切です。
乳酸菌数の測定
品質管理流通科3年生は総合実習で市販の乳酸菌飲料を使い乳酸菌数の測定に挑みました。
写真にあるようにクリーンベンチ内で試料を希釈したあとに
前回自分で用意したBCP加プレートカウント培地を使用し培養します。
インキュベータという定温を維持できる機械で72時間培養後その数を測定することとなります。
ちなみに今回の試料はNewヤクルトです。
発色剤の効果を知ろう②
品質管理流通科2年生は食品サイエンス実習で前回の実習で仕込み
1週間冷蔵庫で熟成させた豚もも肉を使用して発色の違いを学びました。
前回塩こしょうだけ塗り込んだもの(A)とそれに発色剤として亜硝酸ナトリウムを足したもの(B)に
加えてAに食紅で色をつけたもの(C)をゆでてその違いを観察しましたが
写真の通りだいぶ色合いなどの違いが出ました(上からB→A→C)。
ちなみにこの実習を行ったのは29日(肉の日)でした。