1月29日に大勢の方々のお見送りを受けて函館港を離れ、11日が経ちました。悪天候のため出港直後に函館港外へ錨泊するも荒波に揉まれ、実習生の約半数が船酔いの洗礼を受けましたが、現在は船の揺れにも適応して元気いっぱいに、意欲的に日々の課業に取り組んでいます。函館港外の錨地を離れた後は宮古沖での漂泊、石巻湾での錨泊、房総半島沖での漂泊を経て、本日2月8日より漁場へ向けての航海が始まりました。ここまで乗船日から数えて14日間、健康観察を重ねた結果として問題はなく、ようやくマスクを外しての船内生活が可能となりました。16日からは操業開始となりますが、ここまで船上で3度のブラン指導を受けており、実習生の〝ヤル気スイッチ〟もONになりました。無事に操業を終えさせることができるよう、指導教官も気を抜かずに取り組んでまいります。操業は2月16日~22日まで合計6回の予定です。操業が終了後2回目のメールを送りたいと思いますので、よろしくお願いします。R3.2.8 指導教官一同
1. 実習船若竹丸の航跡
操業無事に揚了!実習生事故怪我なく終えることができました。海況に恵まれず6回操業となりました。漁獲もおもわしくあませんでしたが、生徒は甲板上で、ブラン繰りや鰭切りと活躍しました。生徒全員!体調良好、元気で船内生活に頑張っています。
2/11 20°-27N 168°-08E bc 22.7℃ 26.0℃1014.5HPa NNE 5 ハワイホノルル港向、航行中
函館港での皆さんからの盛大な見送りを背に、いざ、南太平洋大海原へ出航してから7日間、北西の追い風を受けて、順調に南下を続け調査ポイントへ向かっています。当初、船酔いやホームシックとの闘いでしたが、生徒全員が克服し、当直や食当など船内生活を頑張っています。
本日の課業は、午前は 海洋技術科(六分儀),機関工学科(機関一般配置図)、午後は合羽あわせと投縄作業を実際の動きで説明を受けました。その後、若竹丸甲板上での一影となっています。
1/30 25°-28N 166°-00E bc 23.2℃ 23.6℃ 1014.8HPa SSW 3
2/2(日)第1回投縄開始予定
F科生産コースの生徒、E科工学コースの生徒は学校を休まずに全員進級できるように頑張ってください。