品質管理流通科
白玉粉と上新粉
品質管理流通科2年生は白玉粉と上新粉を使いアミロースとアミロペクチンについて学びました。
白玉粉の原料はもち米で上新粉の原料はうるち米(いわゆる白米)です。
白玉粉を使うともちもちとしただんごができ上新粉ならコシのしっかりしただんごができます。
これはもち米のでんぷんがほぼ100%アミロペクチンで炊くと粘りが出る性質に対し
うるち米におおよそ2割含むでんぷんアミロースにはその効果が無いためです。
そのでんぷんの性質の違いに生徒たちは驚いていました。
ちなみに品種(銘柄)によってその比率はだいぶ違いますが
日本で食べられるうるち米(ジャポニカ米)がアミロース2割でアミロペクチン8割だとすると
東南アジア等で食べられているお米(インディカ米)はアミロース3割でアミロペクチン7割のため
パラパラ感が強く出るので料理に合わせたお米の選択が大切です。