水産食品科
日誌

水産食品科の取り組みを紹介します!

さんま背開き処理(M2)

 本日(5/14)は午後に生徒総会が設定されているため、短縮5時間で昼食を挟んでの変則時間割の授業日となりました。2校時からの実習となる水産食品科2年生では、これまでの経験を活かし標記項目(後日実習の前処理)を行いました。進級後の初回実習では、慣れない作業に困惑する場面も見られましたが、何度か行った今ではスムーズに作業が行えています。

【本日の工場長(山﨑)は語る】工場長としての業務は本日は少なかったように感じます。全体を見渡すと声掛けが少なかったように感じたので、次回以降の課題だと思いました。自分としては今回の背開きは手際良くできました。

 

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今年度(R6)版 水産食品科パンフレット更新(M科)

 標記についての改訂作業が終わり、今年度版のM科パンフレット(pdf)が更新されました。今春の卒業生たちの声、現3年生たちの声を盛り込み、「水産食品科とは?」を紹介する内容となっております。これから入学を考える中学生だけでなく、現在の在校生、これまでの卒業生、そして保護者の皆様を問わず目を通していただけると幸いです。

ダウンロードページへは上記画像をクリック ※他学科もあります!

水産食品科(M科).pdf」をクリックでダウンロード 

歩留まりとは②(M1)

 前回実習同様に、標記内容をおさらいする水産食品科1年生。例年以上に計算がしっかりとできており、各テーブルでも教え合う様子が見られ、今後の実習に期待が膨らみます。歩留り計算はつきつめると単純な四則計算(+-÷×)ですが、何が原料で何が精肉なのかをしっかりと見極める必要も出てきます。与えられた計算式を解くだけではなく、得られた数値が一体何を意味しているのか、そこを理解してこそ本当の意味での歩留り計算となります。引き続き頑張って身に付けていってほしいところです。

 

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さば味付け缶詰〔MKC〕製造②(M3)

 昨日までの雨模様から打って変わり、本日(5/8)は抜けるような青空が広がる中での実習となりました。水産食品科3年生では、前回内容と同じく標記を製造しました。班ミーティングで討議した前回実習の課題点を克服するように立ち回り、欠席者がいた本日でも前回以上に効率的に作業を行うことができたと思います。

  【本日の工場長(石村)は語る】以前に工場長を経験したときは、計算シートの記入に手間取り、サポートされながらの業務でした。しかし、今回は自分一人で行うことができたので、今後も早く行動に移せたらと思います。

 

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天ぷら蒲鉾①(M2)

 長かったゴールデンウィークも終わりを告げ、本日(5/7)より生徒も再び登校です。天候は生徒たちの心境を表すかのような雨模様。シトシトと水たまりを叩く雨音のリズムを聴きながら、水産食品科2年生では標記製造を行いました。

 初めて行う内容の実習でしたが、午前中の作業は入場から製造まで迅速に動けていました。成型器具を駆使してキレイな形を作るのが大変そうでしたが、例年以上に丁寧な製品を作れていたと思います。

【本日の工場長(山本)は語る】全体を見渡しても余計な私語も無く、スムーズに動けていて良かったと思います。個人的には金型に入れ、成型する作業が大変に感じた実習でした

 

擂潰 ⇒ らいかい:擂(す)り潰(つぶ)すの意

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さば味付け缶詰〔MKC〕製造①(M3)

 本日(5/1)の水産食品科3年生は、前回の水煮缶詰の反省を活かし、標記を製造しました。実習前の班ミーティングで共有した課題に沿って作業を進めます。注液段階では、前回の水ではなく味付けタレとなっているので、無駄遣いしないよう気を付けながらの作業となります。粘性のあるタレでは固形量のグラム数が水煮とは変わるため、注意深く行うことが必要です。

【本日の工場長(川村)は語る】久し振りの工場長役でした。工場長の作業、班に戻ってからの作業と大変でしたが、メリハリをしっかりつけてできたと思います。各班製品のチェック時で、1缶以上ずつ計量不備を発見したので、改善できるよう実習に臨みたいです。

 

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さば水煮〔MKN〕製造③(M2)

 ゴールデンウィークも折り返し地点。登校日である本日(4/30)、水産食品科2年生はほぼ1日の実習となります。前回はさばの二枚おろしを行い、魚体サイズやさばく際の感覚を覚えました。本日は二枚おろしとは若干手順が異なることから、生徒の戸惑いが包丁へ表れている様子。それでも前回と同じ部分では、その反省点を活かして作業を行うことができていたようです。

 【本日の工場長(横井)は語る】工場長業務が意外と多く感じました。班作業を抜けての業務でしたので、いざ工場長業務を終えて班へ戻った際、どこまで作業が進んでいるか混乱する場面もありました。けれども工場長として軽量缶の存在に気づけたので良かったです。

 

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歩留りとは(M1)

 本日(4/26)の水産食品科1年生の実習では、標記について学習しました。本格的な製品製造はまだまだ先となりますが、そのための前段階知識として、標記計算は避けては通れません。毎年のことではありますが「割算」について、苦手・拒否反応を示す一定数の生徒たち。今年は苦手派閥が少数派といった印象。それでも水産食品科では一から割算について復習します。

 ※歩留(ぶどま)り ・・・ 加工前の原料重量を100%としたとき、そこから不可食部(骨・ヒレ・内臓など)を除いて残った、加工後の原料(精肉)原料のパーセント(回収率)。値が多ければ多いほど、無駄(フードロス)なく有効利用できているということ。

 

 

【どっちの歩留りが良い?】 ※原料A ー 不可食部A’ = 精肉B として

 歩留り = (B ÷ A)×100  で導きます。

 ①リンゴ(300g:A)を食べるため、不可食部(皮・種・芯の計45g:A’)を除去した。

  → 精肉Bは、255g。 ⇒ (255 ÷ 300)× 100 = 85%

 ②バナナ(140g)を食べるため、不可食部(皮60g)を除去した。

  → 精肉Bは、80g。 ⇒ (80 ÷ 140)× 100 = 57.1%

 

 よって①の方が歩留りが良い(食べるところが多い)ということになります。

さば水煮〔MKN〕製造②(M3)

 本日(4/24)の水産食品科3年生では、前回実習を反省材料として各班で課題を設定し、前回同項目である標記実習に臨みました。どの班も特に意識したのは「歩留り(ぶどまり)」。可食部と不可食部の見極め、特に胸ビレ付近や尾ビレ付近の肉を効率よく利用するよう心掛けました。どんなに気を配っても最後には使い切れない(規定量に届かない)ハンパ肉が発生します。1缶でも多く製造できることがフードロスにつながります。

【本日の工場長(菊地)は語る】先週に比べて歩留りを意識し、皆取り組んでくれたおかげで無駄なくできていたと思います。スピード面でも前回以上にできていたように感じました。

 

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さば二枚おろし①(M2)

 本日(4/23)の水産食品科2年生では標記実習が行われました。これまで練習してきた魚体処理(背開き・三枚おろし)の技術を駆使し、原料の加工を行いました。あえて小さい魚体サイズを選んでの実習となりますが、目的とする最終製品に合わせた選択となっています。大きいサイズだけを良しとせず、小さいサイズも視野に入れ製造をすることが大切です。本日の処理原料は塩水漬け、そして風乾処理を行った後、今後の実習で用いられる予定です。

 【本日の工場長(吉田)は語る】全体の流れもそうでしたが、工場長業務もやることが多く大変でした。それでも皆スムーズに動けていたので、今後もそれを続けていけたらと思います。

 

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