日誌

水産食品科の取り組みを紹介します!

さば水煮〔MKN〕缶詰⑥(M3)

 風がほど良く抜ける近頃ではありますが、未だ日差しは強く日中の気温は高くなる本日(9/4)となりました。3年生も基本に立ち返り標記を製造します。本日の各班を比較したところ、原料を無駄なく充填できた班が、一番の製缶数となっていました。実習の性質上、最後まで作業をしている班に早く作業を終えた班の余剰肉が集まってしまいますが、如何にそれを少なくするかが重要となります。

【本日の工場長(寺嶋)は語る】
 工場長としてダブルチェックの作業をしていたのですが、各班がしっかり確認をしてから持ってきてくれたので、作業も少なく済みました。全体の作業は3校時中には清掃も終わっていたので、早かったと思います。ちょっとしたトラブルもありましたが、楽しく実習ができました。

 

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さば水煮〔MKN〕缶詰⑤(M2)

 基本に立ち返った本日(9/3)は標記を製造しました。前回の原料に比べて今回の原料は型も良く、捌き応えのあるものとなりました。久し振りすぎて工程を忘れるアクシデントもありましたが、徐々に勘を取り戻していたように感じます。肝心な歩留りに関しては、原料の処理ロスが少なく製造缶数も多かった3班が、僅差で一番低い数値となりました。1缶あたりに充填するグラム量の上限と下限、歩留りが低くとも製缶数が高めに変わる点も考えて欲しいところです。

【本日の工場長(大東)は語る】
 工場長業務は思った以上に仕事はありましたが、楽しく行うことができました。アクシデントもあったようですが、全体的にスムーズにできていたと思います。

 

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カッター実習①(M1)

 天候にも恵まれた本日(9/2)の水産食品科1年生の実習は、機関工学科の協力を得て標記実習を行いました。カッター実習と言っても何か工作するというわけではなく、刃物のカッターではなく「カッター艇」に上艇しての実習を指します。今回が初見となったカッターについて、基本的な構造や漕艇方法を一から教えていただきました。

 末筆になりますが、ご協力いただいた機関工学科の先生方、誠にありがとうございました。

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中和滴定(M3)

 本日(9/2)の食品管理Aの科目内実験では、先週に引き続き標記について学びました。本来であれば危険な薬品を用いることもある本実験。ビーカーを利き手、ビュレットコックを反対手で同時操作する性質上、安全バージョンとして「食酢」と「こんにゃく液(水酸化カルシウム)」を代用しての滴定操作を行いました。指示薬としてフェノールフタレイン溶液を加えると、滴下したアルカリ分に反応し、ほんのりピンクに色づきます。薄いピンク色でストップすると中和完了です。

操作の確認①(M3)

 本日(8/30)の食品管理Aの科目内実験では、前回学習した安全ピペッターの操作方法について、手順の確認として簡単な実技テストを行いました。安全ピペッターの取り付けから、器具標線に液面(メニスカス)をしっかりと合わせ、最後の一滴まで排出できるかがポイントとなります。緊張した様子でしたが皆しっかりとできていました。

 

さけ水煮〔PSN〕缶詰①(M3)

 昨日の雨はすっかりと通り過ぎ、本日(8/28)は穏やかな日差しが差し込む実習となりました。原料価格高騰によって実に約8年振りとなった標記製造品。秋口にはさけトバ製造でしろさけを扱うことはありますが、本製品は小ぶりなからふとますを原料として製造が行われました。初めてのさけ缶詰に生徒も興味津々です。

【本日の工場長(寺本)は語る】
 初めて経験したさけ缶詰でしたが、皆スムーズにできていたと思います。フィッシュカッターは今回初めて使いましたが、とても難しく感じました。

 

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さば二枚おろし②(M2)

 生憎の大雨となった本日(8/27)の水産食品科2年生の実習は、ジメジメとした湿気にも負けずに標記実習を行いました。思い起こせば昨年のこの時期は記録的な猛暑となり、暑さに負ける生徒も多数いたことが思い出されます。今年は不安視されていた猛暑も影を潜め、実習に影響が出ていないことが救いです。
 本日使用した原料はこれまでの水煮や味付け、味噌煮の缶詰に用いる原料よりも小ぶりなもの。二枚おろしにして干し網で干された原料は、今後のオイル漬け缶詰の原料となります。先の3種類の缶詰は6号缶規格。オイル漬けは角缶規格となりますので、原料サイズを調整することも必要となります。年度当初に一度経験しているだけあって、スムーズな包丁捌きで下処理を終えることができました。

【本日の工場長(高橋)は語る】
 久し振りの実習だったこともあり、腹を切り開くときに骨が出過ぎるほど切ってしまいました。けれども、その後にしっかり修正したり、工場長として声がけをしたり指示出しをすることができました。

 

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実験器具の取り扱い②(M3)

 先週に引き続き、食品管理Aの科目内実験風景。本日(8/26)は「ホールピペット」と「安全ピペッター」の操作を体験。危険な薬品をとる場合、特に必要となる安全ピペッターですが、試薬に見立てた水を使用して操作方法を学びました。また、ホールピペット内に残った最後の1滴を排出する方法もこの機会に学びました。

 

実験器具の取り扱い①(M3)

 食品管理Aの授業風景。本日(8/23)はこれからの科目内実験の導入として、「共洗い」についてのグループシェアリングを行いました。化学実験では欠かせない操作となりますが、なぜこれが必要なのかを身近な体験を元に皆で考えます。

一夏の成果(M科)

 長い夏休みを終え、本日(8/23)より授業が再開されました。水産食品科では夏休み期間中に2つのイベント(「第10 回全国水産・海洋高等学校 産業教育意見・体験発表会(M科)」と「第22回 食品技能コンテスト」)に参加していたため、全校集会の中で改めて表彰していただきました。