水産食品科の取り組みを紹介します!
さけ三枚おろし②(M3)
蛇口から出てくる水もめっきり冷たくなってきた本日(11/13)、水産食品科3年生の実習では、過日ラウンド処理を行った原料を再び三枚におろす作業が行われました。過日の実習で経験した内容ということもあり、本日はヘルプで班に入った教員が捌かなくとも、生徒たちのみで時間内に作業を終えることができていました。仕上がりも以前に比べて格段に成長していたように感じます。
【本日の工場長(久米田)は語る】
前回の三枚おろしより全員が素早く作業できて良かったです。自分は1回目より最後の魚の方が上手く捌けていたので嬉しかったです。
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いずし製造②(M2)
本日(11/12)の水産食品科2年生では、前回下処理をした原料を野菜とともに漬け込んでの発酵工程となります。午前はダイコン・ニンジン・ショウガの皮を剥き、それぞれを千切りにします。午後からは、鷹の爪・米飯・米麹が合わさった副資材を含め、前回塩漬けした原料とともに各資材が層になるよう丁寧に漬け込みです。この後およそ1ヶ月の発酵期間を経て完成となります。
【本日の工場長(小泉)は語る】
ニンジンの皮が硬く、ピーラーで剥きづらかったですが、それ以降の野菜の千切りは思ってた以上に早くできました。今後も衛生管理が大事な実習ですので、引き続き頑張りたいと思います。
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無菌操作②(M3)
食品管理Aの科目内実験の一コマ。本日(11/11)は前回実験において各自で調整した寒天培地が、しっかり無菌的にできているのか観察をし、それを用いての追加実験を行いました。残念ながら若干名の寒天培地にコンタミネーション(雑菌混入・繁殖)が見られましたが、本日はその教訓も踏まえて再度無菌操作にチャレンジです。
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いずし製造①(M2)
本日(11/5)より水産食品科2年生では、例年の水産発酵食品の実習項目として標記製造がスタートしました。まずは事前にラウンド処理(頭や内臓の不可食部の除去)を終えていた原料(さけ)を、本日は三枚におろした後、適度な厚みにスライスして塩漬けするところまでを行いました。来週以降は野菜などの副原料を加えて更に漬け込み、発酵の工程となります。
【本日の工場長(工藤)は語る】
初めて経験する内容だったので、分からないことが多々ありましたが、教えてもらいながら何とかやりきりました。完璧にはできないかもですが、失敗をできるだけせず、周りに迷惑をかけないように次回も頑張ります。
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さけスライス処理①(M3)
全道水産クラブへ学科代表として参加する、未利用魚班の2名が欠席となった本日(10/30)。水産食品科3年生では過日追加処理を終え、一次風乾を行った原料をスライスする処理が行われました。水分が抜けて硬くなった原料を薄くスライスするこの作業ですが、身が崩れないよう気をつけるとともに、自身の指を切らないよう注意を払うことが大切です。力任せに包丁を使うのではなく、しっかりと刃をスライドさせて切る技術が求められます。
【本日の工場長(髙田千)は語る】
全体的な作業スピードは速かったのですが、スライスしたものの中に、厚みのあるものが混ざっていた点は改善が必要と思いました。工場としての業務は普段に比べ、忙しいことは特にありませんでした。
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りんごジャム〔ALJM〕製造(M2)
見学旅行明けとなる水産食品科2年生の本日(10/29)実習は、七飯産のりんご(規格外品の「紅林」・「ひめかみ」)を原料に標記瓶詰を製造しました。表面をしっかりと洗浄し、不可食部(ヘタ・タネ・芯など)を除去します。その後、4~8等分したものをクラス全員で薄くスライスし、サイレントカッターでさらに細かくします。一度煮熟した原料は、パルパーで圧搾後に再煮熟・ゲル化したら瓶へ規定量を充填します。普段の魚原料とは異なる製造工程で、生徒たちも新鮮な気持ちで実習に臨めたようです。
【本日の工場長(小島)は語る】
普段原料としている魚に比べ、りんごはとても扱いやすかったです。1班の小泉くんが主力として動いてくれたので、とても早く作業を終えることができました。
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無菌操作①(M3)
本日(10/28)の水産食品科3年生、食品管理Aの科目内実験での一コマ。無菌操作を学習するため、標準寒天培地の分注操作を行いました。上昇気流が発生するガスバーナーの傍で、必要最小限にシャーレのフタを開閉し、培地を注ぎ入れます。空気の流動を抑え、落下細菌はもとより机上の菌が舞い上がり、混入しないよう細心の注意を払って作業を行いました。
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さけ三枚おろし①(M3)
朝から重い雲がのしかかり、冷たい雨が降りしきる本日(10/23)水曜日。3年生の総合実習では、前回ラウンド処理を行った原料の追加処理を行いました。中骨に包丁が当たる感覚を頼りに、上身・下身・中骨と原料を三枚におろします。以前に経験した作業ではありましたが、久し振りに行うとやはり苦戦する生徒も中にはいたようです。それでも勘を取り戻し、実習終盤には大多数の生徒はスムーズに原料を処理できていました。
【本日の工場長(髙田陽)は語る】
久し振りに三枚おろしに挑戦しましたが、前回よりも上手にできたと思います。おろした身にヒレが残り、それを除去することで身がまた崩れてしまう点が難しかったです。
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測定機器説明(M1)
本日(10/18)の水産食品科1年生の基礎実習では、実習製品を検査する際に使用される各測定器具について学びました。初めて目にする器具が多い中、実際に教員補助を得ながら、どのように測定するのか、その使用方法を体験してみました。特に真空度の測定については、ミスすると検査結果が測定不能で処理されるので、緊張しながらの体験となりました。
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さけラウンド処理②(M3)
本日(10/16)の水産食品科3年生の実習は、先週に引き続き標記処理を行いました。毎年お声がけいただき参加している北斗市主催の茂辺地さけ祭について、残念ながら不漁により今年は開催中止(本学科の製品販売も中止)となってしまいました。しかし、少なからず確保できていた原料をもとに実習が行えているのは幸いです。3年生は先週、そして昨年にも下処理を経験しているだけあり、スムーズな作業が行えていました。
【本日の工場長(竹内)は語る】
魚体表面にヌメリがあり、力が入りづらく処理がしにくかったです。ですが、前回よりも上手にできましたので、次回は歩留りに気を付けて魚体をおろせたらと思います。
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