品質管理流通科
フリーズドライ製品を作ってみる
品質管理流通科3年生は総合実習でフリーズドライ製品を作りました。
通常固体の氷は温度上昇で溶けて液体の水となりその後蒸発して水蒸気になりますが(水の三態)
凍らせた水分は真空下では氷から液体を経由せずに直接蒸発(昇華)する現象を利用し
凍らせた食品を真空下で乾燥させる技術をフリーズドライと言い
利点としては乾燥しているので軽く扱いやすくお湯を注ぐだけで元の味や香りが戻ります。
市販品ではインスタントコーヒーやたまごスープが代表的な商品になります。
生徒たちはフリーズドライ品を普段食べているし授業で習って知識はありますが
もちろん作るのは初めてなのでワクワク楽しみながら作業していました。
ちなみに今回は味噌汁のフリーズドライを作りましたが完全に凍結後
真空凍結乾燥機という機械に入れ乾燥させるため完成までには時間がかかります。