品質管理流通科の取り組みを紹介します!
水分量の測定
品質管理流通科1年生は水産海洋基礎実習で赤外線水分計を使い食品の水分量を測定しました。
水分は食品分析における最も基本的な分析項目のひとつで
栄養成分の表示においては熱量への換算などにその正確さが大きく影響します。
今回使用する赤外線水分計は赤外線加熱乾燥質量測定式という方法で
秤のついた機械に定量の試料を載せ赤外線ランプで熱して水分を飛ばし
その重量を量ることで食品に含まれる水分量を計測するものです。
今回の試料は上級生が製造したアサリの佃煮と鮭フレークでした。
ちなみに今回で1年生の実習は最後となります。
クロロフィルの分離②
品質管理流通科2年生は食品サイエンス実習で前回準備した海藻などのクロロフィルを
ペーパークロマトグラフィーという手法で分離・確認しました。
ちなみに展開液に使用したキシレンは最初木材を蒸留して製造していたので
ギリシャ語の「木」を意味する言葉が名前の由来です。
CO₂ハイドレートを作ってみた
品質管理流通科1年生は水産海洋基礎実習でCO₂ハイドレートなどについて学びました。
弘前大学から講師を招きその可能性などを知り実際に作ってみるという出前授業の一環です。
CO₂ハイドレートとは二酸化炭素が水分子と結合してできた固体の化合物で
カーボンニュートラル(※)達成のため地表にある二酸化炭素を固体にし
海中に封入して減らすなどの研究が進められています。
今回はCO₂ハイドレートという物質についてだけではなく
その利用価値や課題など包括的に学びました。
今年もご尽力くださった国立大学法人弘前大学の杉江瞬様を始めみなさまのご協力に感謝いたします。
ちなみに品質管理流通科では毎年同様の講座を実施しています。
※温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡化させ最終的に排出量を実質的にゼロにすること
卒業考査最終日
3年生は1月30日で4日間に渡り実施された卒業考査が終わります。
最終日に朝のSHRが行われていた品質管理流通科の教室に行ってみると
あらためて担任の先生の飛ばした檄に対し生徒たちは最後まで努力する意気込みを語っていました。
ちなみにJRやいさりび鉄道の運休などにより受けられなかった
テストがある生徒たちは後日追考査を受験することとなります。
クロロフィルの分離
品質管理流通科2年生は食品サイエンス実習で海藻に含まれる葉緑素について実験しました。
陸上の植物や海藻は光合成のために「クロロフィルa」という色素が含みますが
このクロロフィルaは太陽光の中の赤系と青系の光を吸収するので
吸収されず反射された緑色に陸上の植物は見えることが多いのです。
これは海藻にも同じことが言えて水中ではその生息する水深によって届く光の波長が違うため
その光を一番効率よく多く吸収できるように進化し各種タンパク質などを含むようになった
その結果として緑・赤・黒など様々な色に見えるようになりました。
今週は準備をし次週ペーパークロマトグラフィーという手法でこの色素の有無を調べます。
ちなみに生きている時は褐色の昆布やわかめが熱を通すと緑色になるのは
フコキサンチンという色素が熱分解しクロロフィルaが優勢になるためです。