日誌
品質管理流通科の取り組みを紹介します!
C3 発酵食品や乳酸菌飲料から乳酸菌数を測定してみよう!(R6.10.28)
品質管理流通科3年生は、科目:応用微生物の実験で【乳酸菌数の測定】を行いました。
乳酸菌は、腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整える作用があります。また、特徴として乳糖などの糖類を分解し、乳酸などの酸性物質を作り出します。
今回、使用した培地は紫色をしており、pHが酸性になると黄色に変わります。そのため、培養した細菌の周辺が黄色くなっている場合、培地の栄養成分を分解し酸性物質を作りだし黄色くなったと考察し、乳酸菌だと判断します。
今回使用した試料は、市販で売られている乳酸菌飲料や漬物の汁を調べました。下の写真は漬物の汁に含まれている乳酸菌を培養したもので、乳酸菌を測定することができました。卒業まであと少しのため、これまで学んできた細菌数測定の方法をしっかりと身につけてほしいです。