日誌

海洋技術科の取り組みを紹介します!

R7 総合実習(F2S)⑳ミクロメーターの取り扱い

本日(12/4)はミクロメーターの取り扱い実習を行いました。

2年生生産コースでは、1月に行われる高等学校栽培漁業技術検定2級を受験します。

座学の「資源増殖」などを用いて筆記試験対策を行っていますが、「総合実習」では実技科目の対策を行います。

今回はその対策としてミクロメーターによる測定を行いました。

ミクロメーターとは、要は顕微鏡に取り付ける定規のことで、覗いたものの大きさを測ることができます。ただし、都度目盛りの校正が必要で慎重な操作が求められます。

また、大きさは0.1μm単位で測定します。ちなみに、、、1μm(マイクロメートル)は0.001mmです。

今回はアルテミアの耐久卵を用いてミクロメーターの取り扱いを学習しました。

何度も何度も繰り返し練習して、全員合格を目指そう!

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R7 総合実習(F2S)⑲結索・編網実習

本日(11/27)は結索・編網実習を行いました。

2年生生産コースでは、1月に行われる高等学校栽培漁業技術検定2級を受験します。

座学の「資源増殖」などを用いて筆記試験対策を行っていますが、「総合実習」では実技科目の対策を行います。

今回はその対策として結索・編網を行いました。

1年生の「水産海洋基礎実習」でも取り組みましたが、1年経つと忘れてしまっている様子。。。でももう一度やれば記憶が呼び起されます。

15分の試験時間の中でいかに効率よく、かつ丁寧に行うかがキモです。

何度も何度も繰り返し練習して、全員合格を目指そう!

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R7 課題研究(F3)しめ飾り製作実習

本日(11/26)は、しめ飾りの製作を行いました。

お正月に飾るあの「しめ飾り(注連縄)」は、古くからの日本の伝統文化の一つです。

しめ縄は藁の束を湿らせて叩き、柔らかくしたものを綯って(撚って)縄を作ります。この藁を撚りあげて縄を作ることは漁業に用いるロープのつくりと同じです。

今回はしめ飾りを作ることで日本の伝統文化に触れつつ、ロープの構造への理解を深めました。

多くのロープと同じくZ撚り(左撚り)である左綯いで製作します。

装飾品として縁起物である紅白紙垂やユズリハの葉を折り紙で折り、橙はロープを用いて結索で表現し、取り付けました。

また、手の早い生徒は一回り位大きい牛蒡締めや眼鏡型などにも挑戦しました。

各自家に持ち帰り、ぜひ飾ってください。

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R7 海洋生物(F1) 棘皮動物をさわってみる

海洋技術科1年生では、水産の専門教科としての科目「海洋生物」を履修します。

この授業では、海や川に棲む生物の種類やその生態などについて学習します。

本日は(11/21)は、科目内実習として棘皮動物の観察を行いました。

 座学授業のなかで棘皮動物について学んできました。棘皮動物といえばウニやナマコ、ヒトデなどの仲間の動物を含むグループです。

一見、見た目の異なる生き物たちですが、同じグループに属するため、共通の体の構造を持ちます。

今回は、棘皮動物の生物たちを実際に観察して、触ってそれぞれに共通することや異なるところを探しました。

さてさて、どんなところに気付いたでしょうか?

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R7 総合実習(F2S)⑱海水の比重と塩分濃度の測定

本日(11/20)は海水の比重と塩分濃度の測定実習を行いました。

 2年生生産コースでは、1月に行われる高等学校栽培漁業技術検定2級を受験します。

座学の「資源増殖」などを用いて筆記試験対策を行っていますが、「総合実習」では実技科目の対策を行います。

今回はその対策として赤沼式比重計を用いて塩分濃度の測定を行いました。

試験では測定結果のみならず、器具の取り扱い方法も採点項目となります。したがって丁寧な操作と正しい値が求めらるように計算を行う必要があります。

何度も何度も繰り返し練習して、全員合格を目指そう!

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R7 小型船舶(F3) 一級小型船舶操縦士学科終了試験

海洋技術科3年生の「小型船舶」では、1級小型船舶操縦士取得に向け、実際に船舶を用いた実技と船の交通ルールや特性などを学ぶ学科、海図演習を通して力をつけ、試験に挑みます。

本日(11/12)はいよいよ学科修了試験です。試験は一般科目50問と上級科目14問(海図を含む)の合計64問となります。

2時間を超える試験時間ですが、最後まで集中を切らさず取り組み、今まで学んだことを存分に発揮し、合格をもぎ取ってください!

さて、何人が無事合格できるでしょうか。。。

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R7 総合実習(F2S)⑰魚類の外部形態観察

本日(11/6)は魚類の外部形態観察実習を行いました。

前回の内部形態観察実習に引き続き、今回は魚類の外部形態について学びます。

まずは、魚類の各部計測方法や各部位について、観察し大まかな要素をつかみます。

そして今回は外部形態の中でも鱗(うろこ)と鰭(ひれ)に注目しました。

ひとえに鱗といっても魚種や部位により数種類の形が存在します。実際に顕微鏡を用い、どんな形の鱗がついているのか観察を行いました。

また、今回観察したのはエゾメバルとクロソイです。どちらもメバル科メバル属に分類されるため、非常に近い種ですがそれぞれの背鰭の棘条と軟条の数から種を同定することができます。各々で観察と種同定を行ない、鰭式の確認と背鰭のスケッチを行いました。

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R7 総合実習(F2S)⑯魚類の内部形態観察

本日(10/30)は魚類の内部形態観察実習を行いました。

本校で飼育しているサクラマスを対象に魚体の解剖を行い、内臓などの観察・スケッチを通し、魚類の内部形態について学習を行いました。。

魚類は大きいくくりでは「脊椎動物」なので人と同じ分類です。しかしながら、その生態上人の臓器とは形や構造が異なったり、人にはない臓器もあります。また、同じ魚類でも食性や生態により臓器の構造は異なります。

実際に各臓器に触れ、心臓の拍動なども観察を行い、魚類の内部形態について理解を深めました。

 

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R7 総合実習(F2S)⑮さけふ化実習

本日(10/23)はさけふ化実習を行いました。

 毎年、公益社団法人 北海道さけ・ます増殖事業協会 様にお世話になり、茂辺地川でのサケの捕獲~採卵・採精~授精を実施させていただいています。

今年度は近年のサケ不漁に伴い、サケの遡上量が芳しくないため、サケの人工授精を体験することはできませんでしたが、実際に川でサケを捕まえる体験や、ふ化場の施設説明や取り組み内容などをご説明いただきました。

なかなかできない体験に生徒は興奮の様子でした。

また、茂辺地川の生物調査を題して、河川に生息する生物の捕獲を行いました。

岩の下や茂みの中には小魚や水生昆虫などがたくさんいます。

サケの生物ポンプの役割と水生生物の関わりを考えながら、たくさんの生き物を見つけることができました。

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R7 総合実習(F3S) サクラマスの人工授精

海洋技術科3年生生産コースの本日(10/7)の実習はサクラマスの人工授精実習でした。

 本校では、サクラマスの完全養殖に数年前から取り組んでいます。

サクラマスは基本的に3年で成熟します。今回採卵・採精にもちいる親魚は過去の先輩が本校にて人工採苗に取り組んだ魚です。代々、先輩から後輩へと受け継がれているわけです。

作業としては、取り上げたサクラマスを撲殺し、雌親は腹を割いて卵を採り出し、雄親は腹を押して精子を絞り出します。

卵に精子をかけて混ぜ合わせ、水を加えることで授精します。余分な精子は水で洗い流し、孵化水槽に収容します。

約1ヶ月ほどで孵化する予定です。産まれるのが楽しみですね。

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R7 小型船舶(F3) 海図演習

海洋技術科3年生の「小型船舶」では、1級小型船舶操縦士取得に向け、実際に船舶を用いた実技と船の交通ルールや特性などを学ぶ学科を通して力をつけ、11月頃の試験に挑みます。

 

本日(10/3)は海図(筆記問題に含む)対策の授業です。

問題から、どのように海図上に船を走らせればよいか考え、丁寧な作図で答えを導きます。

試験まであと1ヶ月です。全員合格を目指してもう一踏ん張り頑張ろう!

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R7 総合実習(F2S)⑭浮沈子の製作

 

本日(10/2)は浮沈子の製作を行いました。

水で満たしたペットボトルを強く握ると、中の浮きが沈み、離すと浮き上がる不思議なアイテム「浮沈子」

空気と水の特性の違いと水にかかる圧力の作用によりこのような動きをします。

これはダイビングにも共通するところがあり、浮沈子を製作しながら、水の性質について考えました。

 

  ★ 作ってみよう!イカ浮沈子 ★

  用意するもの

  ・炭酸飲料のペットボトル

  ・弁当などのタレ入れ

  ・ステンレスナットM6

  ・耐水紙(PP紙などがおすすめです)

  ・油性ペン、はさみ、穴開けパンチなど

 ※下記画像下部のリンクをクリックすると、大きい画像が開きます。そちらを印刷してご利用ください。

  

 ↑ 説明書_イカ浮沈子_1.pdf      ↑ 説明書_イカ浮沈子_2.pdf

  

 ↑ 説明書_イカ浮沈子_3.pdf     ↑ 用意するもの.jpg

 ↑ イカ浮沈子_印刷用.pdf

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R7 総合実習(F2S)⑬スキンダイビング

本日(9/18)はスキンダイビングを行いました。

 ウエットスーツを着用し、マスクとスノーケル、フィンなどを使用し泳ぎます。

今回は基礎的な技術として、マスククリアやスノーケルクリア、フィンワークなどを学びました。

慣れないマスクやスノーケルに戸惑いながらも、ダイビング技術を磨きました。

次年度、3年生になればスキンダイビングの技術を生かし、スクーバダイビングにも挑戦します。そのためにも、基礎的技術を会得してくださいね!

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R7 総合実習(F3S) ダイビング実習②

海洋技術科3年生生産コースの本日(9/16)の実習はダイビング実習でした。

前回に引き続き、今回は実際に空気ボンベ等の重器材を装着し、スクーバダイビングを実施しました。

重く慣れない装備に手間どいながらも、一つ一つ確認しながら器材をセットし、いざ入水。

水中での浮力を調節し、中性浮力を保って泳ぎます。

水泳用プールのため、水深が浅く逆に難しいところもありますが、それぞれコツはつかめたようです。

 

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R7 総合実習(F3S) ダイビング実習①

海洋技術科3年生生産コースの本日(9/9)の実習はダイビング実習でした。

2年生でもスキンダイビングに取り組みましたが、今回は1年ぶりのスキンダイビングの復習と応用編として空気ボンベを背負ったスクーバダイビングについて学びました。

スキンダイビングでは基本的なスノーケルクリアやマスククリア、ヘッドファーストによる潜行やフィンワークを確認しました。

後半にはスクーバダイビングの機材を実際に装着し、基本的な取り扱いについて学びました。

来週は本格的にスクーバダイビングに挑戦します。

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R7 総合実習(F2S)⑫魚類の年齢査定

本日(9/3)は魚類の年齢査定を行いました。

人間と違って魚に年齢を聞いても教えてはくれませんが、体の特定の部位を観察することで年齢を知ることができます。

魚類の場合は耳石や鱗、脊椎骨などに輪紋が形成され、木の年輪のように輪紋を読み取ることで年齢を知ることができます。

今回は、様々な魚の耳石や鱗を顕微鏡で観察し、年齢査定を行いました。

なお、耳石とは炭酸カルシウムからなる石状の組織平衡感覚を担う器官です。写真のように、白く見える輪紋と黒く見える輪紋を1セットで1歳と数えます。さて、このキツネメバルは何歳でしょうか?

 

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R7 総合実習(F2S)⑪ウニの人工授精

本日(8/28)はウニの人工授精を行いました。

キタムラサキウニを用い、内・外部形態の観察とともに、kcl注入法で卵と精子を取り出し、授精させました。

顕微鏡で未受精卵、受精卵、幼生(受精後6日目)を観察し、スケッチにも取り組みました。

また、使用したウニは塩素系漂白剤にて除肉し、外骨格の標本を作製しました。

今後は、得られた受精卵を飼育水槽に移し、稚ウニまで育成していきます。

幸い、状態の良い卵や精子を入手することができたため、今後の幼生の生育に期待です。

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R7 第一回1日体験入学

本日(7/28)は1日体験入学が実施されました。

海洋技術科は学科の説明とロープワークの体験をしていただきました。

ロープワークの講師は海洋技術科3年生の生徒3名が行い、手取足取り結び方についての説明を行いました。

参加した中学生の皆さん、海洋技術科はいかがでしたか?是非とも進路選択の材料にしてもらえればと思います。

また、今回参加できなかったという人は10月4日にも第二回がありますので、少しでも興味がある人は是非とも申し込みをしてみてくださいね。

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R7 総合実習(F2S) ⑩マガキの人工授精

本日(7/17)はマガキの人工授精を行いました。

先日の実習では天然採苗にもちいる採苗器を製作しましたが、今回は人工採苗に挑戦です。

一人一つカキをむき、内外部形態の観察、生殖巣を切開し得られた卵と精子を受精させます。

卵や精子、受精卵は顕微鏡でも観察を行いました。

ここから新しい命が産まれると思うと神秘的ですよね。

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R7 総合実習(F2S) ⑨釣り実習

本日(7/10)は釣り実習を行いました。

先日の実習で製作した「ブラー仕掛け」を用い、本校艇庫横の七重浜防砂堤にて釣りに挑戦しました。

釣りが全くの初めてである生徒も多い中、エサのイソメを自分で針に付け、作った仕掛けをキャスト!

短い時間ながらも、マゴチやフグ、マコガレイなどを釣り上げることができました。

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