日誌

海洋技術科の取り組みを紹介します!

R7 小型船舶(F3) 一級小型船舶操縦士学科終了試験

海洋技術科3年生の「小型船舶」では、1級小型船舶操縦士取得に向け、実際に船舶を用いた実技と船の交通ルールや特性などを学ぶ学科、海図演習を通して力をつけ、試験に挑みます。

本日(11/12)はいよいよ学科修了試験です。試験は一般科目50問と上級科目14問(海図を含む)の合計64問となります。

2時間を超える試験時間ですが、最後まで集中を切らさず取り組み、今まで学んだことを存分に発揮し、合格をもぎ取ってください!

さて、何人が無事合格できるでしょうか。。。

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R7 総合実習(F2S)⑰魚類の外部形態観察

本日(11/6)は魚類の外部形態観察実習を行いました。

前回の内部形態観察実習に引き続き、今回は魚類の外部形態について学びます。

まずは、魚類の各部計測方法や各部位について、観察し大まかな要素をつかみます。

そして今回は外部形態の中でも鱗(うろこ)と鰭(ひれ)に注目しました。

ひとえに鱗といっても魚種や部位により数種類の形が存在します。実際に顕微鏡を用い、どんな形の鱗がついているのか観察を行いました。

また、今回観察したのはエゾメバルとクロソイです。どちらもメバル科メバル属に分類されるため、非常に近い種ですがそれぞれの背鰭の棘条と軟条の数から種を同定することができます。各々で観察と種同定を行ない、鰭式の確認と背鰭のスケッチを行いました。

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R7 総合実習(F2S)⑯魚類の内部形態観察

本日(10/30)は魚類の内部形態観察実習を行いました。

本校で飼育しているサクラマスを対象に魚体の解剖を行い、内臓などの観察・スケッチを通し、魚類の内部形態について学習を行いました。。

魚類は大きいくくりでは「脊椎動物」なので人と同じ分類です。しかしながら、その生態上人の臓器とは形や構造が異なったり、人にはない臓器もあります。また、同じ魚類でも食性や生態により臓器の構造は異なります。

実際に各臓器に触れ、心臓の拍動なども観察を行い、魚類の内部形態について理解を深めました。

 

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R7 総合実習(F2S)⑮さけふ化実習

本日(10/23)はさけふ化実習を行いました。

 毎年、公益社団法人 北海道さけ・ます増殖事業協会 様にお世話になり、茂辺地川でのサケの捕獲~採卵・採精~授精を実施させていただいています。

今年度は近年のサケ不漁に伴い、サケの遡上量が芳しくないため、サケの人工授精を体験することはできませんでしたが、実際に川でサケを捕まえる体験や、ふ化場の施設説明や取り組み内容などをご説明いただきました。

なかなかできない体験に生徒は興奮の様子でした。

また、茂辺地川の生物調査を題して、河川に生息する生物の捕獲を行いました。

岩の下や茂みの中には小魚や水生昆虫などがたくさんいます。

サケの生物ポンプの役割と水生生物の関わりを考えながら、たくさんの生き物を見つけることができました。

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R7 総合実習(F3S) サクラマスの人工授精

海洋技術科3年生生産コースの本日(10/7)の実習はサクラマスの人工授精実習でした。

 本校では、サクラマスの完全養殖に数年前から取り組んでいます。

サクラマスは基本的に3年で成熟します。今回採卵・採精にもちいる親魚は過去の先輩が本校にて人工採苗に取り組んだ魚です。代々、先輩から後輩へと受け継がれているわけです。

作業としては、取り上げたサクラマスを撲殺し、雌親は腹を割いて卵を採り出し、雄親は腹を押して精子を絞り出します。

卵に精子をかけて混ぜ合わせ、水を加えることで授精します。余分な精子は水で洗い流し、孵化水槽に収容します。

約1ヶ月ほどで孵化する予定です。産まれるのが楽しみですね。

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