海洋技術科の取り組みを紹介します!
4級海技士取得に向けて
海洋技術科には、船乗りを目指し、本科生での船舶就職希望者や専攻科、海上技術短大への進学希望者が多くいます。
本校は5級海技士の養成施設ではありますが、さらに上級の4級取得を志す生徒向けに補習が開かれています。
複数名の意欲高い生徒が自主的に参加し、勉強を重ねています。
船舶職員として将来活躍するために、がんばって勉強して合格してください!
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R6 総合実習(F3S) 飼育実習
本日(8/27)の3年生生産コース「総合実習」は飼育実習を実施しました。
本校には、「バイオ実習棟」という施設があり、2t淡水水槽3基と20t淡水水槽1基、2t海水水槽2基、その他多数の小型水槽で水産生物の飼育を実施しています。
水槽は半閉鎖循環方式となっており、日頃のメンテナンスも重要な飼育作業です。
今回は、水槽や濾過槽の掃除、後日実施するサクラマスの人工授精のためのふ化水槽の準備を行いました。
ふ化水槽では、トリカルネットを加工し、卵の収容から仔魚育成まで一貫して管理できるようなカゴを製作・設置しました。
生き物の飼育の大変さが感じられたのではないでしょうか。
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R6 総合実習(F3S) 育成かきの管理
本日(7/16)の3年生生産コース「総合実習」は育成かきの管理を実施しました。
昨年度の2年次の実習にて天然採苗に取り組んだかきはあれから1年が経ち、5~10cmほどに成長していました。
その他にも先輩が過去に採苗した数年物のかきが垂下されていますが、そのかきや垂下しているカゴにはたくさんの付着生物がついています。
ホヤやイガイなどの付着生物は直接かきへ悪影響を与えることはありませんが、エサとなるプランクトンの取り合いになったり、垂下カゴの網の目がつまり海水の流動が悪くなる他、カゴの重量が増加しロープやカゴが壊れるなどの問題が起きます。
そこで、定期的に付着生物の除去を行い、きれいになったカゴにかきを入れて海に戻します。
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R6 総合実習(F3S) 漁ろう実習④(雑かご・ツブカゴ)
本日(7/9)の3年生生産コース「総合実習」は雑かご・ツブカゴによる漁ろう実習を実施しました。
本校では、道知事より特別採捕許可を得て、漁ろう実習を行っています。漁具・漁法としては「刺し網」「雑かご」「ツブカゴ」「アナゴ筒」「地引網」などを行っています。
漁ろう作業を通して、漁具・漁法の理解を図るほか、船上作業や生物調査について学習します。
今回は、以前にも取り組んだ雑かごのほかツブカゴも投入しており、それぞれの漁獲物の差異などにも注目することができました。
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R6 小型船舶(F3) 実技
海洋技術科3年生では、「小型船舶」で国家資格である1級小型船舶操縦士の取得に向けた授業をおこなっています。
小型船舶の免状取得には、学科(筆記問題)と実技(操船)があり、班別に分かれて学科・実技それぞれの授業・試験対策を行っています。
実技対策では、実際に教習艇を用いて、操船を行っています。
基本的な操作に始まり、蛇行運転や人命救助などの各種項目に取り組みます。
早い班は夏までに実技試験が終了しますが、合格できるよう家庭でも復習をかかさずに!
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