海洋技術科の取り組みを紹介します!
R7 第一回1日体験入学
本日(7/28)は1日体験入学が実施されました。
海洋技術科は学科の説明とロープワークの体験をしていただきました。
ロープワークの講師は海洋技術科3年生の生徒3名が行い、手取足取り結び方についての説明を行いました。
参加した中学生の皆さん、海洋技術科はいかがでしたか?是非とも進路選択の材料にしてもらえればと思います。
また、今回参加できなかったという人は10月4日にも第二回がありますので、少しでも興味がある人は是非とも申し込みをしてみてくださいね。
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R7 総合実習(F2S) ⑩マガキの人工授精
本日(7/17)はマガキの人工授精を行いました。
先日の実習では天然採苗にもちいる採苗器を製作しましたが、今回は人工採苗に挑戦です。
一人一つカキをむき、内外部形態の観察、生殖巣を切開し得られた卵と精子を受精させます。
卵や精子、受精卵は顕微鏡でも観察を行いました。
ここから新しい命が産まれると思うと神秘的ですよね。
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R7 総合実習(F2S) ⑨釣り実習
本日(7/10)は釣り実習を行いました。
先日の実習で製作した「ブラー仕掛け」を用い、本校艇庫横の七重浜防砂堤にて釣りに挑戦しました。
釣りが全くの初めてである生徒も多い中、エサのイソメを自分で針に付け、作った仕掛けをキャスト!
短い時間ながらも、マゴチやフグ、マコガレイなどを釣り上げることができました。
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飼育生物紹介「トラザメ」
本校バイオ等では海水、淡水魚を問わず、ざまざまな海洋生物を飼育しています。
今回ご紹介するのは、「トラザメ」です。
「あ、ネコザメだ!」といいたくなるフォルムですが、トラザメです。
このトラザメは漁ろう実習で漁獲されたものを学校で飼育しているものです。
漁獲された時からおなかの大きい個体がいることはわかっていましたが、先日水槽に何かが落ちている、、、と思ったら卵でした。
サメなどの軟骨魚類の仲間には、お母さんのおなかの中で卵からふ化し稚魚で産まれる「卵胎生」と卵で産まれる「卵生」と2種の繁殖法がありますが、トラザメは後者の「卵生」です。
ラッパ状の卵殻の両端にはツタのような突起がついており、これを岩場や海藻などに固定して流されないようにします。
産まれるまでは10ヶ月程度かかりますので、赤ちゃんトラザメが産まれるまで、見守ってみたいと思います。
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R7 課題研究(F3)2班 カゴ組み立て・カゴ投げ
海洋技術科3年生の「課題研究」では班ごとに分かれて、それぞれのテーマで実習・研究に取り組みます。
本日(7/9)の2班「漁業後継・専攻科・船舶就職の人のための課研」では、雑かごの設置を行いました。
前回は、すでに設置してあるかごをあげるのみでしたが、今回はかごの組み立てからエサ入れ、投籠を行いました。
かごを投げ入れる順番や、それに伴う積み込みの順番など、注意すべきことも多く一つ一つ確認して取り組みました。
さて、今度は何が獲れるかな?
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R7まぐろ販売@コープさっぽろ
本日(7/5)はコープさっぽろ かじ店とほくと店にて「函水うまぐろ」の販売会を実施しました。
販売したマグロは、昨年度(令和7年1月~3月)に実施された長期乗船実習にて本校海洋技術科と機関工学科の生徒が実習で漁獲したものです。
売り場の装飾や当日の売り子を行い、生徒は実際に自分たちで獲ったマグロを販売できたことに充実感や達成感を感じていたようです。
実際にご購入いただいた皆様、お味はいかがだったでしょうか?
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R7 総合実習(F2S) ⑧マガキ採苗器の製作
本日(7/3)はマガキの採苗器の製作を行いました。
マガキは雄が精子、雌が卵を海洋に放出し受精することで命を宿します。受精卵は発生が進むと幼生となり海を漂い泳ぎ、自然の岩などに付着することで、その場で大人のカキに成長していきます。
天然採苗においては、その幼生を採苗器で捕まえ、育成を行います。
今回はボール盤でホタテの貝殻に穴を開け、ロープに貝殻と隙間保持のための水道用ホースを通し、採苗器を製作しました。
この後海へ垂下し、採苗を行います。うまく採れることを願います。
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R7 課題研究(F3)4班 海洋観測①
海洋技術科3年生の「課題研究」では班ごとに分かれて、それぞれのテーマで実習・研究に取り組みます。
本日(7/2)の2班「4班:「函館湾の海洋観測等における考察」」では、海洋観測を行いました。
漁艇ほくほうにて洋上での水温、透明度、水色、塩分濃度などを測定しました。
今後も定期的に観測を続け、函館湾の海洋環境について解き明かしていきたいと思います。
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R7 海洋生物(F1) 浸透圧調節の実験
海洋技術科1年生では、水産の専門教科としての科目「海洋生物」を履修します。
この授業では、海や川に棲む生物の種類やその生態などについて学習します。
本日は(7/1)は、魚の浸透圧調節についての実験を行いました。
魚は普段、海水なら3%程度の塩分濃度、淡水なら0%程度の塩分濃度の水の中で暮らしていますが、どちらも体内塩分は1%程度です。すると浸透圧の影響で海水魚は常に脱水状態、淡水魚は水膨れの状態にあり、体内塩分を維持するため、浸透圧調節を常に行っています。
すなわち、海水魚、淡水魚ともに、それぞれの調節システムが備わっており、海水魚を淡水に、淡水魚を海水で飼育することは不可能なのですが。。。
それを可能にする「魔法の水」も存在するのです。
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R7 総合実習(F2S) ⑦釣り仕掛けの製作
本日(6/26)は釣り仕掛けの製作を行いました。
趣味として多くの人が楽しむ「魚釣り」ですが、研究・調査には欠かせない生物採集の1種でもあります。
研究等において魚を利用する際、再放流が前提の捕獲では少ないダメージで捕獲することが求められます。また、大型漁具が使用できない水域や漁業権に抵触しない範囲での生物採集には釣りはうってつけの手法になります。
天気が良ければ次回の実習で釣りを行う予定です。そのための釣り仕掛けを製作しました。
針に糸を結び、イチから仕掛けを作り上げていきます。今まで、全く経験のない生徒も多く、細かい作業に四苦八苦している様子でした。
今回はブラー仕掛けの製作にトライ。市販品に負けず劣らずの仕掛けが完成しました!
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