日誌

2025年1月の記事一覧

背開きの練習①(M1)

 早いもので本日(1/31)で1月も終わりになります。水産食品科1年生では、魚体原料にいよいよ包丁を入れる日となりました。初めて魚を触り、捌く生徒も多くいる中ではありましたが、指示をしっかりと聞いて作業を行った結果、ほとんどの生徒がしっかりと背開きにすることができました。普段の実習よりも、比較的サイズが小さいものを用いた練習ではありましたが、まずは包丁と魚体に慣れることから始めていきましょう。

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さけ三枚おろし(M2)

 3年生では卒業考査が始まった本日(1/28)。2年生ではその同時間帯、毎週火曜恒例の製造実習として標記が行われました。過日行った三枚おろしの経験を呼び起こし、本日はドレス(頭部・内臓なし)状態の原料を、三枚におろす処理が行われました。さすがに経験済みの作業ということもあり、大部分の生徒は困惑することなくできていたように感じました。逆さ包丁の技術で、上手く腹骨を除去できた生徒はとても誇らしげです。

 【本日の工場長(依岡)は語る】
 缶詰製造とは違う作業内容だったので、原料処理前後の歩留り計算くらいしか業務がなく簡単にできました。さけの三枚おろしは前にも経験があり、捌いた時に身割れしないようにするのが難しかったですが、上手くできたと思います。
 

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製造実習に向けて③(M1)

 先週より新年の基礎実習がスタートしている水産食品科1年生。本日(1/23)は引き続き、目前に控えた本格的な製造実習開始に向け、工場内での作業オリエンテーションを行いました。前回も入場してオリエンテーションしているだけあり、動きがスムーズな1年生。何度も作業を経験し、実習前後の動きを確実に身に付けていって欲しいと思います。

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3年間で最後の実習日(M3)

 本日(1/22)が3年生最後の実習日となりました。最後の実習項目は、道南らしく「ごっこ(ホテイウオ)」を捌くことになりました。かくいう執筆中の私(教員)も、食べはすれど捌いたことはなかったため、生徒共々新鮮な体験(未利用魚の研究試作の一環として)となりました。ごっこ自体を食べたことがない、馴染みがない生徒も中にはいましたが、今回経験したことで捌いてくれるであろう生徒が増える良い機会となりました。
 本格的な製造実習は2年生からの2年間でしたが、包丁の使い方を含め、作業準備や片付けは比較にならないほど成長したように感じます。また、座学で得た製造・加工・衛生に関する知識を、実習や研究へ活用する力も養われたと改めて実感した本日でした。
 実習の締めくくりには、毎年恒例の各教員からの贈る言葉と一丁締め。気持ち新たに来週からの卒業考査に向け、考査モードへ切り替えていきましょう。

【本日の工場長(石岡)は語る】
 最後の最後まで皆頑張って実習を行っていて、とても良かったと思いました。今までを振り返り、初めて扱う原料に対しても、すぐ捌いたりできる位成長できたと実感しました。
 

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ツナマヨネーズ缶詰②(M2)

 今年度2回目となる標記製造。1回目は3年生で行われ、2回目は本日(1/21)2年生で行われました。「まぐろオイル漬け缶詰(AC4)」が製造工程のベースとなる本製品のため、その流れを経験してからの本実習となります。ご多分に漏れず2年生もマヨネーズ好きは多いようで、実習中すでに「美味しそう」「食べたい」という声が端々から聞こえてくる実習となりました。

【本日の工場長(池野)は語る】
 工場長役はとても緊張しました。初めてツナマヨ缶を作りましたが、思いの外上手くできて良かったです。次回はサケの三枚おろしの予定なので、手を切らないよう工夫してやっていきたいと思います。

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