品質管理流通科

品質管理流通科とは

体育大会開催!

函館水産高校では毎年恒例の体育大会が開催されました。

この日は天候にも恵まれ絶好の日和となりグラウンドではソフトボールとサッカー

体育館ではバレーボールと楽しそうに生徒たちは汗を流していました。

ちなみに下の写真は水産食品科1年生と品質管理流通科1年生合同チームの様子です。

来年度から上記2つの学科が統合され新学科「食品創造科」へ生まれ変わります。

最後の体験乗船

品質管理流通科1年生は9月26日金曜日に実習船若竹丸で体験乗船を行いました。

函水生は日数の違いはあっても(本学科は1日間)全員が乗船します。

前日の大雨が嘘のように晴れ渡ったこの日は少し風は残っていましたが

あまり船も揺れずいいコンディションで生徒たちも船の操舵やエンジン

また無線などについて実物を見ながら学ぶことが出来ました。

若竹丸の乗組員をはじめ関係者のみなさまに感謝申し上げます。

次年度からは水産食品科と統合して「食品創造科」となるため

品質管理流通科としての体験乗船はこれで終了です。

ちなみに船でのお昼ごはんは「豚の生姜焼き」でした。

 

拭き取り検査

品質管理流通科3年生は総合実習で前回自分が作った道具を使い拭き取り検査を行いました。

拭き取り検査とは食品工場などの調べたい部分を滅菌した道具で拭き取り

道具に付着した菌を寒天培地で増殖させ可視化しその汚染具合を調べる検査です。

結果が出るのは後日となりますがどのぐらいの菌が出るのか楽しみです。

ちなみに生徒たちは普段使っている実験台を拭きとっていました。

 

ジャムの製造原理を学ぶ

品質管理流通科2年生は食品サイエンス実習でジャムの製造原理を学ぶため

今が旬の地場産プルーンを使用しじっくり煮詰めていきました。

ジャム類は「果実に砂糖を加えて加熱し煮詰めてゲル状に凝固させたもの」を示し

果肉に含まれるペクチンと砂糖と酸(有機酸)のバランスきちんととれていなければ

ジャム特有のとろみが出てこないので教科書で学んだ知識を活かし生徒たちは取り組みました。

ちなみにこの経験を活かし後日総合実習にてリンゴジャムの製造実習に取り組みます。

 

拭き取り検査準備

品質管理流通科3年生は応用微生物の実習で次回行う拭き取り検査の準備のため

必要な道具の作製を行いました。

拭き取り検査とは空気中に存在し調理器具などに落下して付着する目に見えない菌を

可視化してその汚染度を測定する検査です。

生徒たちはカッターでケント紙を切り抜いた枠作りや竹串とガーゼをタコ糸で結びつけるための

巻結びに苦労ながらガーゼタンポンを作成しました。

ちなみに拭き取り検査は市販のキットが存在するのですが本学科では

まず基礎基本を理解してからということで作成から学んでいます。