2024年9月の記事一覧
体験乗船(M1)
前日まで天候が心配された標記でしたが、本日(9/26)若干の風はあるものの降雨なく実施することができました。乗船経験のない生徒も中にはおり、初めての実習船に興味津々。接岸中はこみ上げる諸々を何とか凌いだものの、岸壁を離れた湾の外では、うねりを伴う海況にそのつらさを吐露する生徒も若干名いたようです。それでも、皆と食べる昼食、船内での稼業体験や釣りなど、思い出深いものにになったのではないでしょうか。時化もあれば凪もある、人生にも似た波模様ですが、この一回で船を敬遠せずに次の機会に海と船に親しんでもらえたらと思います。
末筆となりましたが、実習船管理室や若竹丸の皆様には、この度の乗船に際しご高配いただき誠にありがとうございました。
s
さけ水煮〔PSN〕缶詰②(M2)
本日(9/24)は過日3年生でも行われた標記を製造しました。原料入荷の都合上、必ずできるという実習ではないため、2年生も貴重な製造体験として行うことができました。普段扱っているさば原料比べ、サイズ感はさほど変わらない小ぶりな原料でしたが、肉質は水気が多く柔らかいため、身を押し潰さないよう丁寧な処理を心掛けました。
【本日の工場長(鈴木)は語る】
缶詰へ注液した水の計り直しなどがあり大変でしたが、楽しい実習でした。次回の実習では、もう少しテキパキと動けるように頑張りたいと思います。
s
さば味噌煮〔MKB〕缶詰④(M3)
翌週の17日(火)から始まる期末考査を目前に、本日(9/11)の水産食品科3年生では標記を製造しました。考査前の製造は本日で一区切りとなります。昨日に比べたら太陽が陰っている分、比較的涼しい中での実習が行えました。前回の水煮の反省を活かし、今回の味噌煮を製造できていたように感じます。
【本日の工場長(新谷)は語る】
急遽の役割変更で担当となった工場長役。久し振りに工場長を務めましたが、前の工場長役の時に比べると、全体的にすごく早く作業を終わらせており、皆の成長を感じました。
s
さば水煮〔MKN〕缶詰⑦(M2)
朝晩は気温もだいぶ落ち着き、過ごしやすくなってきましたが、日中はまだ気温も高く額に汗することとなった本日(9/10)。先週に引き続き、水産食品科2年生では標記を製造しました。前回アクシデントを反省材料とし、本日の課題に設定しておりましたが、反省点も改善されてしっかりとできていたように感じられる実習となりました。
【本日の工場長(外山)は語る】
缶詰のダブルチェック業務がプレッシャーもあり大変でした。本日は長崎大学からの見学者もあり、見られている緊張感もありましたが、とても良い経験となりました。
s
さば水煮〔MKN〕缶詰⑥(M3)
風がほど良く抜ける近頃ではありますが、未だ日差しは強く日中の気温は高くなる本日(9/4)となりました。3年生も基本に立ち返り標記を製造します。本日の各班を比較したところ、原料を無駄なく充填できた班が、一番の製缶数となっていました。実習の性質上、最後まで作業をしている班に早く作業を終えた班の余剰肉が集まってしまいますが、如何にそれを少なくするかが重要となります。
【本日の工場長(寺嶋)は語る】
工場長としてダブルチェックの作業をしていたのですが、各班がしっかり確認をしてから持ってきてくれたので、作業も少なく済みました。全体の作業は3校時中には清掃も終わっていたので、早かったと思います。ちょっとしたトラブルもありましたが、楽しく実習ができました。
s
さば水煮〔MKN〕缶詰⑤(M2)
基本に立ち返った本日(9/3)は標記を製造しました。前回の原料に比べて今回の原料は型も良く、捌き応えのあるものとなりました。久し振りすぎて工程を忘れるアクシデントもありましたが、徐々に勘を取り戻していたように感じます。肝心な歩留りに関しては、原料の処理ロスが少なく製造缶数も多かった3班が、僅差で一番低い数値となりました。1缶あたりに充填するグラム量の上限と下限、歩留りが低くとも製缶数が高めに変わる点も考えて欲しいところです。
【本日の工場長(大東)は語る】
工場長業務は思った以上に仕事はありましたが、楽しく行うことができました。アクシデントもあったようですが、全体的にスムーズにできていたと思います。
s
カッター実習①(M1)
天候にも恵まれた本日(9/2)の水産食品科1年生の実習は、機関工学科の協力を得て標記実習を行いました。カッター実習と言っても何か工作するというわけではなく、刃物のカッターではなく「カッター艇」に上艇しての実習を指します。今回が初見となったカッターについて、基本的な構造や漕艇方法を一から教えていただきました。
末筆になりますが、ご協力いただいた機関工学科の先生方、誠にありがとうございました。
s
中和滴定(M3)
本日(9/2)の食品管理Aの科目内実験では、先週に引き続き標記について学びました。本来であれば危険な薬品を用いることもある本実験。ビーカーを利き手、ビュレットコックを反対手で同時操作する性質上、安全バージョンとして「食酢」と「こんにゃく液(水酸化カルシウム)」を代用しての滴定操作を行いました。指示薬としてフェノールフタレイン溶液を加えると、滴下したアルカリ分に反応し、ほんのりピンクに色づきます。薄いピンク色でストップすると中和完了です。
s