水産食品科の取り組みを紹介します!
年度内最後の実習(M2)
2年生は本日(3/18)で年度内の最後の実習日となりました。最後の実習項目は、残った原料をもとに製造した、さけとばチップスの袋詰作業です。4月からの実習を振り返りながらの実習は、様々な想いが駆け巡り、来年度に向けて区切りをつける良い時間となりました。
【本日の工場長(横井)は語る】
最後の実習は変にトラブルが起こることもなく、時間通りに終われて良かったです。来年度もしっかり真面目にやっていけたらと思います。
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見た目と歩留り(M1)
年度内の実習も、残すところ本日(3/14)を含め、2回となった水産食品科1年生。次年度を見据え、いかに無駄なく効率良く原料を使用するかが、4月からの新2年生の課題となります。これまでは概念的な理解にとどまっていた歩留りについてを、実際に考えて手元で実践していくこととなります。本日は実際に捌いてみた魚の計量を行い、その見た目と歩留りについて学びました。
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食品技能検定1類〔筆記試験〕(M1)
本日(3/13)同時間帯に、水産食品科1年生と品質管理流通科1年生において、標記検定試験が実施されました。本学科1年生では、例年4月当初より検定とリンクした該当科目の学習内容で授業が進められています。いよいよその成果が試される瞬間がやってきました。緊張した面持ちとともにペンを固く握る生徒たち。思いのほか軽快なリズムで刻まれるペンの音は、直前までの検定対策から来る自信の表れのようにも感じられました。過日の水産海洋技術検定もそうでしたが、頑張りが報われることを今回も祈るばかりです。
今年度の検定試験は本日で最後となりますが、次年度も様々な検定が目白押しです。一つでも多くの資格取得を目指し、再来年の進路活動に備えましょう。
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食品技能検定2類〔筆記試験〕(M2)
週始めに行われた実技試験から数日経ち、本日(3/13)はいよいよ筆記試験の本番となりました。登校するや否や、多くの生徒が一分一秒を惜しみ、検定対策に精を出していたようです。2年生が受験する標記検定は3分野に分かれており、前年度に受検した1類よりも範囲が広く、より専門的な内容となっております。しかしながら、どの分野もじっくりと学んできた範囲であることは確かですので、学習の成果が実ることを期待しています。
年度内の学習内容は区切りに近づいていますが、科目によっては年度をまたいで受検となるものもあるため、引き続き気を抜かずに学習活動に臨んでもらえると幸いです。
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食品技能検定2類〔実技試験②〕細菌染色(M2)
長い入試休みも明け、標記検定の実技試験が行われた本日(3/10)。過日の練習を思い出し、白金耳とスライドガラスを駆使して試験に臨みました。しっかりと頭に入れたはずの手順が、緊張のため飛んでしまう生徒もチラホラ見受けられましたが、概ねしっかりと復習をしている生徒が多かった印象です。
実技試験は本日で終わりましたが、13日(木)には筆記試験が行われます。残された時間を有効利用して検定日を迎えて下さい。
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最後のホームルーム(M3)
本日(3/1)晴れて卒業の日を迎えた水産食品科3年生。これまで楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんあった3年間。その密度ある時間の中で、確かな成長がなされたように感じます。このクラスの一番良いところ、それは「挨拶」。朝夕のSHRだけではなく、毎時間の授業の始めと終わりも、欠かさず大きな声を響かせてくれました。そんな元気の良い挨拶が、今度はそれぞれの進路先・人生で響くことを願っています。
高校生活最後のホームルーム。卒業する21名の皆さんは何を想い、何を感じましたか?様々な感情が去来する中とは思いますが、今一度この3年間を振り返り、この先の自分自身の糧にしてもらえたら幸いです。
末筆となりますが、在学期間中お子様を支えていただいた保護者の皆様、本日は本当におめでとうございます。また、入学時より優しく、時には厳しく見守っていただいた3年間に感謝申し上げます。
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細菌染色の練習(M2)
いつもは火曜日に実施される2年生の総合実習ですが、諸般の事情より週明けすぐの本日(2/17)月曜日に行われました。本日の実習項目は、現在取得に向けて取り組んでいる「食品技能検定第2類」の実技試験について練習します。初めて用いる器具や試薬もありましたが、手順等をしっかりと覚えて来月の本番試験に臨んでもらえたらと思います。
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食品技能検定 第1類 実技〔魚のおろし方〕試験(M1)
本日(2/14)午後の水産食品科1年生実習では、標記検定の実技試験が行われました。これまで練習を重ねていた「背開き」について、いよいよその成果を見せるときがやってきました。検定本番にはスペシャルゲスト(担任)も駆けつけ、原料の最後の1尾まで処理を行いました。
来週末からは後期の期末考査が行われます。標記検定の筆記試験は3月中旬とまだ時間はありますので、次は考査に向けて対策を頑張りましょう。
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背開きの練習②(M1)
ここ2日間の怒濤の降雪状況により、朝から雪かきに追われた人も少なくありません。プラスして週末ということもあり体力・気力的にも満身創痍ですが、本日(2/7)の水産食品科1年生では元気に標記実習が行われました。前回内容を思い起こしながら、原料に包丁を走らせます。今回の方が上手にできたという生徒も中にはいたようですが、スペシャルゲストさん(担任)の出来は納得いかなかったご様子。生徒ともども経験を積み、技術を身につけていただけたら幸いです。背開きのはずが、写真内に三枚おろしが散見されるのは、手直し跡によるご愛敬ということでご理解下さい。
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さけスライス処理③(M2)
これまで原料のさけを三枚おろしにすることはありましたが、1次風乾後のスライスは3年生が行ってきました。本日(2/4)の実習では、2年生がそのスライス作業を行いました。乾燥度合いの違いによって、包丁の入りやすさが異なるため、身崩れなどに気をつけながらの作業となりました。
【本日の工場長(吉田)は語る】
今日は工場長としてやることが少なく、呼び出される回数も少なく比較的業務は簡単でした。そのため、班の生徒と同じような作業内容ができました。軟らかい原料肉は切りやすかったのですが、硬い原料肉は切りにくかったです。
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背開きの練習①(M1)
早いもので本日(1/31)で1月も終わりになります。水産食品科1年生では、魚体原料にいよいよ包丁を入れる日となりました。初めて魚を触り、捌く生徒も多くいる中ではありましたが、指示をしっかりと聞いて作業を行った結果、ほとんどの生徒がしっかりと背開きにすることができました。普段の実習よりも、比較的サイズが小さいものを用いた練習ではありましたが、まずは包丁と魚体に慣れることから始めていきましょう。
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さけ三枚おろし(M2)
3年生では卒業考査が始まった本日(1/28)。2年生ではその同時間帯、毎週火曜恒例の製造実習として標記が行われました。過日行った三枚おろしの経験を呼び起こし、本日はドレス(頭部・内臓なし)状態の原料を、三枚におろす処理が行われました。さすがに経験済みの作業ということもあり、大部分の生徒は困惑することなくできていたように感じました。逆さ包丁の技術で、上手く腹骨を除去できた生徒はとても誇らしげです。
【本日の工場長(依岡)は語る】
缶詰製造とは違う作業内容だったので、原料処理前後の歩留り計算くらいしか業務がなく簡単にできました。さけの三枚おろしは前にも経験があり、捌いた時に身割れしないようにするのが難しかったですが、上手くできたと思います。
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製造実習に向けて③(M1)
先週より新年の基礎実習がスタートしている水産食品科1年生。本日(1/23)は引き続き、目前に控えた本格的な製造実習開始に向け、工場内での作業オリエンテーションを行いました。前回も入場してオリエンテーションしているだけあり、動きがスムーズな1年生。何度も作業を経験し、実習前後の動きを確実に身に付けていって欲しいと思います。
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3年間で最後の実習日(M3)
本日(1/22)が3年生最後の実習日となりました。最後の実習項目は、道南らしく「ごっこ(ホテイウオ)」を捌くことになりました。かくいう執筆中の私(教員)も、食べはすれど捌いたことはなかったため、生徒共々新鮮な体験(未利用魚の研究試作の一環として)となりました。ごっこ自体を食べたことがない、馴染みがない生徒も中にはいましたが、今回経験したことで捌いてくれるであろう生徒が増える良い機会となりました。
本格的な製造実習は2年生からの2年間でしたが、包丁の使い方を含め、作業準備や片付けは比較にならないほど成長したように感じます。また、座学で得た製造・加工・衛生に関する知識を、実習や研究へ活用する力も養われたと改めて実感した本日でした。
実習の締めくくりには、毎年恒例の各教員からの贈る言葉と一丁締め。気持ち新たに来週からの卒業考査に向け、考査モードへ切り替えていきましょう。
【本日の工場長(石岡)は語る】
最後の最後まで皆頑張って実習を行っていて、とても良かったと思いました。今までを振り返り、初めて扱う原料に対しても、すぐ捌いたりできる位成長できたと実感しました。
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ツナマヨネーズ缶詰②(M2)
今年度2回目となる標記製造。1回目は3年生で行われ、2回目は本日(1/21)2年生で行われました。「まぐろオイル漬け缶詰(AC4)」が製造工程のベースとなる本製品のため、その流れを経験してからの本実習となります。ご多分に漏れず2年生もマヨネーズ好きは多いようで、実習中すでに「美味しそう」「食べたい」という声が端々から聞こえてくる実習となりました。
【本日の工場長(池野)は語る】
工場長役はとても緊張しました。初めてツナマヨ缶を作りましたが、思いの外上手くできて良かったです。次回はサケの三枚おろしの予定なので、手を切らないよう工夫してやっていきたいと思います。
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製造実習に向けて①(M1)
本日(12/20)で冬季休業前最後の実習となった水産食品科1年生。年明け以降はいよいよ本格的に製造実習が動き出します。そのためにも前段としてのオリエンテーションは毎年必須となります。これまで、食品の衛生に関わる微生物学的な事柄を、座学・実習を通じて学んできました。本日は実習服に袖を通し、気持ちを引き締めた状態で工場への入場手順(前半)について学習しました。
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令和6年度 地域成果発表会(M科)
水産食品科3年生の本日(12/18)午後は、高等学校OPENプロジェクト(H30~R2)より継続して行っている、標記発表会(第7回目)が実施されました。本発表会ではその年に各研究班がつながりを持った地域企業の有識者の方々をお招きし、研究成果についてスライド発表と試食会を行っています。
本年度の研究チームは4班。「ニシン」「サクラマス」「未利用魚」「ブリ」をそれぞれテーマに掲げての発表会です。自分たちが研究してきたことが校内だけで完結せず、地元企業に受け継がれ、地域へ還元できることを念頭に、毎年頑張っています。本日は研究成果に対し、温かなお声がけを多数いただき、成果を肌で感じる良い機会となりました。
末筆となりますが、年末のお忙しい時期の中にもかかわらず足をお運びいただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。また、貴重なご意見も多数いただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。今後の学習活動の糧とさせていただきます。
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未利用魚を用いた乾製品試作(M3)
水産食品科3年生ではこの1年間、課題研究授業において未利用魚の研究に取り組んできました。もちろん、未利用魚だけではなく、別の研究テーマに取り組んでいるチームも複数存在します。毎年この課題研究をキッカケとして、様々な試作品(そして製品化)を行ってきました。
本日(12/18)の実習項目は、サイズが小さくて販売に至らないマダラを原料に乾製品の試作を行いました。通常タラの乾製品はスケトウダラが用いられますが、商品価値を見出すべく研究製造を行ってみます。冬の寒さと乾燥を利用しての寒干し製品。どんな出来になるか結果が楽しみです。
【本日の工場長(石村)は語る】
今まで捌いたことがなかった魚種だったので、とても新鮮な印象を受けました。個体によっては臭いがキツイものもあったり、特に胃袋を破いてしまった時はとても臭かったです。次回実習が3年間で最後となりますが、今までやってきたことを振り返りながら、楽しんで実習に臨みたいと思います。
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食品技能検定2類〔実技試験①〕開缶検査(M2)
本日(12/17)の水産食品科2年生の午後は、標記のためこれまで数回練習を行ってきた成果が試されます。今か今かとソワソワしている生徒を横目に、順番が訪れた生徒が試験会場へ移動します。試験官と生徒、一対一での実技試験ということもあり、非常に緊張した空間での試験となりました。
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いずしパック詰め(M2)
全道的に降雪が一定し、道南も根雪となり年末を感じられるようになってきました。本日(12/17)は発酵食品項目として製造していた飯寿司(いずし)が漬け上がったので、協力してパック詰めを行いました。実際にできあがった製品を見て、これまで食べたことがなかった生徒も、美味しそうなその見た目に興味がそそられていたようです。
【本日の工場長(大久保)は語る】
今まで食べたことがなかった食品でしたが、パック詰め中は良い臭いだなと思いました。雑菌が付かないよう、いつも以上に気を配るなど、缶詰製造よりも衛生管理が厳しく感じました。
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