日誌

海洋技術科の取り組みを紹介します!

R6 総合実習(F3S) サクラマスの人工授精実習

本日(9/11)の3年生生産コース「総合実習」はサクラマスの人工授精実習を実施しました。

海洋技術科ではサクラマスの完全養殖を目指し、採卵・授精・ふ化・飼育までを一貫して取り組んでいます。

過去の先輩が本校で人工授精し今まで育ててきた、もうすぐ満3歳を迎えるサクラマスを親魚とし、人工授精に取り組みました。

採卵した卵はふ化水槽に収容し、定期的な水替えや死卵除去をしながら、ふ化まで見守っていきたいと思います。

0

R6 課題研究(漁ろう班⑦) 地引網実習

海洋技術科3年生の「課題研究」では班ごとに分かれて、それぞれのテーマで実習・研究に取り組みます。

本日(9/4)の「課題研究」(漁ろう班)は地引網実習を実施しました。

本校艇庫前と七重浜海浜公園でそれぞれ実施しました。砂防堤を挟んで隣の海域ではありますが、海底の状況や繁茂する海藻などの環境が異なることから、漁獲される生物種にも違いがみられました。

0

4級海技士取得に向けて

海洋技術科には、船乗りを目指し、本科生での船舶就職希望者や専攻科、海上技術短大への進学希望者が多くいます。

本校は5級海技士の養成施設ではありますが、さらに上級の4級取得を志す生徒向けに補習が開かれています。

複数名の意欲高い生徒が自主的に参加し、勉強を重ねています。

船舶職員として将来活躍するために、がんばって勉強して合格してください!

0

R6 総合実習(F3S) 飼育実習

本日(8/27)の3年生生産コース「総合実習」は飼育実習を実施しました。

本校には、「バイオ実習棟」という施設があり、2t淡水水槽3基と20t淡水水槽1基、2t海水水槽2基、その他多数の小型水槽で水産生物の飼育を実施しています。

水槽は半閉鎖循環方式となっており、日頃のメンテナンスも重要な飼育作業です。

今回は、水槽や濾過槽の掃除、後日実施するサクラマスの人工授精のためのふ化水槽の準備を行いました。

ふ化水槽では、トリカルネットを加工し、卵の収容から仔魚育成まで一貫して管理できるようなカゴを製作・設置しました。

生き物の飼育の大変さが感じられたのではないでしょうか。

0

R6 総合実習(F3S) 育成かきの管理

本日(7/16)の3年生生産コース「総合実習」は育成かきの管理を実施しました。

昨年度の2年次の実習にて天然採苗に取り組んだかきはあれから1年が経ち、5~10cmほどに成長していました。

その他にも先輩が過去に採苗した数年物のかきが垂下されていますが、そのかきや垂下しているカゴにはたくさんの付着生物がついています。

ホヤやイガイなどの付着生物は直接かきへ悪影響を与えることはありませんが、エサとなるプランクトンの取り合いになったり、垂下カゴの網の目がつまり海水の流動が悪くなる他、カゴの重量が増加しロープやカゴが壊れるなどの問題が起きます。

そこで、定期的に付着生物の除去を行い、きれいになったカゴにかきを入れて海に戻します。

0