水産食品科の取り組みを紹介します!
さば二枚おろし②(M2)
生憎の大雨となった本日(8/27)の水産食品科2年生の実習は、ジメジメとした湿気にも負けずに標記実習を行いました。思い起こせば昨年のこの時期は記録的な猛暑となり、暑さに負ける生徒も多数いたことが思い出されます。今年は不安視されていた猛暑も影を潜め、実習に影響が出ていないことが救いです。
本日使用した原料はこれまでの水煮や味付け、味噌煮の缶詰に用いる原料よりも小ぶりなもの。二枚おろしにして干し網で干された原料は、今後のオイル漬け缶詰の原料となります。先の3種類の缶詰は6号缶規格。オイル漬けは角缶規格となりますので、原料サイズを調整することも必要となります。年度当初に一度経験しているだけあって、スムーズな包丁捌きで下処理を終えることができました。
【本日の工場長(高橋)は語る】
久し振りの実習だったこともあり、腹を切り開くときに骨が出過ぎるほど切ってしまいました。けれども、その後にしっかり修正したり、工場長として声がけをしたり指示出しをすることができました。
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実験器具の取り扱い②(M3)
先週に引き続き、食品管理Aの科目内実験風景。本日(8/26)は「ホールピペット」と「安全ピペッター」の操作を体験。危険な薬品をとる場合、特に必要となる安全ピペッターですが、試薬に見立てた水を使用して操作方法を学びました。また、ホールピペット内に残った最後の1滴を排出する方法もこの機会に学びました。
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実験器具の取り扱い①(M3)
食品管理Aの授業風景。本日(8/23)はこれからの科目内実験の導入として、「共洗い」についてのグループシェアリングを行いました。化学実験では欠かせない操作となりますが、なぜこれが必要なのかを身近な体験を元に皆で考えます。
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一夏の成果(M科)
長い夏休みを終え、本日(8/23)より授業が再開されました。水産食品科では夏休み期間中に2つのイベント(「第10 回全国水産・海洋高等学校 産業教育意見・体験発表会(M科)」と「第22回 食品技能コンテスト」)に参加していたため、全校集会の中で改めて表彰していただきました。
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第22回 食品技能コンテスト(M科)
8/20(火)~8/21(水)の間、長崎県にある長崎大学を会場として行われた標記大会へ、本学科の髙田千里子さんが参加してきました。北は北海道から南は沖縄と、全国にある水産・海洋系高校の代表13名が参加し、食品技能検定で培った知識や技術を競い合いました。
全ての競技終了時点で、トップ2名の総合得点は同点(その場合は筆記競技の得点で優劣をつける)。結果は惜しくも総合準優勝となりましたが、大学の施設見学や通われている学生さんとの交流もさせていただき、競技以上に大変実りある大会となりました。
末筆となりますが、本コンテスト実施においてご尽力いただきました、長崎大学の皆様、校長協会ならびに食品部会の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。
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第10 回全国水産・海洋高等学校 産業教育意見・体験発表会(M科)
8/6(火)~8/7(水)の期間、札幌を開催地として行われた標記発表会。去る6月の映像審査において三水校(函館・小樽・厚岸)の中から、北海道代表に選ばれた本校水産食品科3年生の長澤さんが参加しました。
今回の発表タイトルは「水産高校で得られたもの」。入学してからこれまでの水産高校生活で培った経験より、如何に自分が成長し、可能性や視野を広げることができるようになったか、将来の目的意識を明確化することができるようになったかを発表しました。全国の水産・海洋系高校の地区代表が一堂に会す場ということもあり、緊張の連続となりましたが、精一杯自分の想いを会場に伝えてくれたと思います。
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水産食品科へようこそ(M科)
天候には恵まれませんでしたが、来校者数には恵まれた本日(7/29)午前の一日体験入学。例年になく保護者様の入りも多く、これからの進路を考える中学生の皆さんとともに、水産食品科(以下M科)の紹介をさせていただきました。M科の名刺代わりと言えば、やはり課題研究授業(地域や企業とのコラボ事例)。昨年度までの研究まとめの紹介や、保有する施設の見学・体験項目を通してまずはご挨拶。一番の目玉は、本日手伝いのM科上級生と中学生との交流会。せっかくの機会に聞いてみたい「あんなこと」や「こんなこと」、短い時間ではありますが有意義な時間を過ごしていただけたのなら幸いです。
末筆となりますが、お足元の悪い中にもかかわらず足をお運びいただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。10月には第2回体験入学も予定しておりますので、お時間ある中学生の皆様はお申し込みください。もちろん体験項目は本日とは別内容となります。
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さば味噌煮〔MKB〕缶詰③(M3)
過日の味噌煮(MKB)製造から期間は開きましたが、本日(7/17)は改めて本品を製造します。前回は水煮(MKN)でしたが、味噌煮になることで生じる工程や、グラム数の差異についても改めて考えてほしいところです。『去年はあんなにも作業が大変だったけど、今年は大変に感じないなんて自分たちも成長しているんですね』と話していた生徒が印象的な本日でした。
【本日の工場長(長澤)は語る】
短縮授業ということもあり、前回の時間オーバーの実習を教訓に、時間に余裕を持って夏休み前最後の実習終えられました。前回の反省を活かして実習を行えたことは、とても良かったと思います。
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トマトジュース〔TMJU〕製造(M2)
『北斗市の特産野菜と言えば?』そうです、「トマト」と「長ネギ」です。水産食品科では例年2年生の実習で、農産品目の一つとして標記を体験的に製造しています。いつもは魚介類を相手にしている生徒たちも、本日(7/16)はひたすらトマトの不可食部をトリミングし、そして切り分けることとなりました。搾汁したものを加熱殺菌して作られる本製品。原料はなんと「トマト」と「食塩」の2つのみ。それでも爽やかな酸味と、トマトとは思えない甘みのある美味しいジュースとなります。
【本日の工場長(多田)は語る】
今日で夏休み前は最後になりますが、やることが多くて難しい工場長業務に感じました。夏休み明けの実習では、原料をさばく時、少しでも素早くできるよう頑張りたいと思います。
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食品技能検定 第3類(M3)
先週のHACCP基本技能検定に続き、本日(7/12)は標記検定を受検しました。本日の検定を持ってして、主だった資格取得は完結となります。この後は各自の履歴書へ、入学当初より取得した資格名称を反映する作業となります。7/1に求人票が公開され、現在の3学年では出願先の選定、面接練習と併せた履歴書作成と動き出しが見られます。学校祭も近づく中ではありますが、自身の進路決定に向けて引き続き頑張って下さい。
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ツナマヨネーズ缶詰①(M3)
本日(7/10)の水産食品科3年生の実習は、標記製造を行いました。本製品も過日の「まぐろオイル漬け缶詰(AC4)」と同様に、海洋技術(F)科と機関工学科(E)科の乗船コースが、約一ヶ月の乗船実習で漁獲したまぐろを原料としております。言うなればこちらの製品も、6次産業化された製品の一つとなります。好みは分かれると思いますが、大半の生徒がマヨネーズを好きなようで、食べたい気持ちを我慢しつつ作業に集中する日となりました。
【本日の工場長(長田)は語る】
これまでの品目に比べて作業自体は簡単でしたが、原料を輪切りにして手で少しずつほぐす作業が大変でした。実習途中のトラブルで中断しましたが、皆で協力して作業を終えられて良かったです。
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企業見学(M2)
先々週行われた3年生の企業見学に引き続き、2年生は本日(7/9)に標記が行われました。工場と言えば普段は水産食品科の製造工場が中心となりますが、本日は実際に大量生産を行う食品企業へ赴き、最前線の現場を見学させていただきました。自分たちが行う実習内容や施設設備配置、機械器具類など、細かな違いをしっかりと感じ取り、これからの製造実習に活かしてもらえたら幸いです。
末筆となりますが、この度の見学を引き受けていただいた「株式会社 布目」様、「株式会社 竹田食品」様、「株式会社 合食」様、お忙しい中にもかかわらずご対応ありがとうございました。この経験を今後の製造実習へ役立てたいと思います。
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決戦は金曜日(M3)
先週の「HACCP基本技能検定」に引き続き、今週末12日(金)に「食品技能検定3類」の筆記試験が行われます。専科の関係科目では、その追い込みが行われ、資格取得目指して頑張って対策授業に励んでいる現在です。あともう一踏ん張りやり切り、学校祭を迎えてもらえたらと思います。
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ロープワーク②(M1)
雨を蓄えた重暗い空模様。必然的に湿度も上がり、ジメジメとした気温での実習展開となります。本日(7/5)の水産食品科1年生の実習は、以前にも経験したロープワーク(結索)についてを学びます。「できそうでできない…」「あとちょっとなんだけど…」、そんなもどかしさを抱えつつ、しっかりと結べた時の爽快感や達成感は一塩です。天候と裏腹な心模様の実習日となりました。
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HACCP基本技能検定(M3)
まるで水産食品科3年生の心持ちを投影したかのような、重暗く憂鬱な空模様。それもそのはず、本日(7/5)4校時は標記検定試験が実施されました。これまで授業内外で対策に明け暮れてきた成果の一つが、今試されることとなります。「もう充分!」「やれることはやった!」という生徒が大半ですが、慢心せずに最後まで見直し含めて取り組んで欲しいところです。
本日を乗り切った後は、来週末に予定される食品技能検定3類の筆記試験に向けてモード切替です。いずれも取得目指してもう一踏ん張り。一つでも多く履歴書等に記載できるよう頑張っていきましょう。
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さば水煮缶詰〔MKN〕製造④(M3)
本日(7/3)の水産食品科の実習は、久し振りに標記を製造します。直近の缶詰製造では「くじら大和煮」「さば味噌煮」「まぐろオイル漬け」と、バラエティに富んだ魚種と内容をこなしてきましたが、本日は基本に立ち戻り標記「水煮」の缶詰を製造します。魚種や作業工程により差が生じる歩留りにも、考えを巡らせつつ実習に臨んでもらいたいところです。
【本日の工場長(中村一)は語る】
久し振りの実習でしたが、皆素早くできていたように感じます。一時手袋破れが出ましたが、異物混入しないように協力して探し出し未然防止に努めました。次回ツナマヨの使用原料は貴重なので、より効率的に製造できるよう頑張ります。
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さばオイル漬け缶詰〔MK4〕製造①(M2)
7月に入り実習場も段々と暑い室温となってきました。実習の性質上、水の使用は避けられないため、実習の後半では湿度が高くなり暑さも身体に堪えます。
本日(7/2)の水産食品科2年生の実習では標記を製造しました。これまで「さば水煮」「さば味噌煮」「さば味付け」と3種の缶詰を製造してきました。今回ガラリと作業工程が変わる「さばオイル漬け」の缶詰を製造です。使用する缶サイズや充填する液体も異なるため、上記との異なりを比較し考えつつ実習していきます。
【本日の工場長(星澤)は語る】
今回は一人で行う作業が多く、疲れて大変な工場長業務でした。普段の製造と工程が違うので、新鮮な感覚で楽しく実習ができました。
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グルメだよ!全員集合 in 北斗(M科)
6/29(土)・30(日)で開催された標記イベント。今回で第3回となる本催しですが、今年度も北斗市観光課様よりお誘いいただき、販売実習の一環として製品販売を行いました。今回の製品は「さば味付け缶詰」と「まぐろオイル漬け缶詰」の二品。3年生はこれまで何かしらのイベントで経験していますが、初参加となる2年生は、自分たちが作った製品が正に飛ぶように売れる様子を見て驚愕です。それと同時に、私たちM科の製品を心待ちにし、笑顔で商品を手にとって下さるお客様と実際に触れ合い、今後の製造実習に対するモチベーションも一層高まりました。
末筆となりますが、両日のイベントに足をお運びいただいたお客様方、そして本イベントの開催にあたりご尽力をいただきました北斗市観光課の皆様ならびに(株)ガイアクリエーションの皆様、運営関係者の皆様、誠にありがとうございました。
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安心安全な製品作りとは②(M1)
本日(6/28)の水産食品科1年生の実習では、前回に引き続き標記についてを学びました。実際にM科の先輩たちの実習風景(静止画)を見てもらい、毎回の実習で行われている消毒や殺菌、洗浄の重要性を確認します。そして、衛生に関する教材動画も活用し、これからの製造実習への導入とします。
何事もちょっとした油断が大きな事故につながる可能性を秘めています。私たち水産食品科で扱う「食品(製品)」も例外ではありません。これからそれを扱い、製造する身として考えるキッカケになってくれたらと思います。
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検定対策も大詰めです(M3)
水産食品科3年生、来週末には「HACCP基本技能検定(7/5)」、そして再来週末には「食品技能検定 第3類(7/12)」の筆記試験が行われます。現在、専科の各科目ではその大詰めとなる対策授業が行われています。残り期間が少ないものもありますが、取得目指して頑張ります。
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