日誌

水産食品科の取り組みを紹介します!

科内選考(M3)

 実習を午前に終え、本日(10/9)の午後は、全道水産クラブ発表大会に学科代表として参加する研究班の選考会が行われました。代表となったチームは、函館水産高校の水産食品科の代表として、小樽水産高校、厚岸翔洋高校、天売高校の代表チームと研究成果を競い合うことになります。4月から開始された課題研究授業、その現在までのまとめとして、各班の研究成果発表にも自然と熱が入ることになりました。結果は、2位と若干0.2ポイント差で勝利を奪取した「未利用魚の利用」を研究する班が学科代表に選ばれました。忙しくなりますが、研究のブラッシュアップと発表会、頑張って下さい!

 

さけラウンド処理①(M3)

 毎年不漁を嘆いている気がするさけ原料。本学科の秋の風物詩となる「さけトバチップス」の製造に向けた製造実習が、本日(10/9)より開始されました。前回までは型の小さなからふとますを使用していましたが、今回は大きいしろさけが原料となります。決してたくさんある訳ではない原料を前に、数少ない貴重な経験として丁寧に作業を行いました。せっかくの機会、すぐにラウンド処理はせず、工程を寄り道して「新巻鮭」の製造方法もレクチャーしつつの下処理となりました。

【本日の工場長(對馬)は語る】
 2回目となるラウンド処理でしたが、前回の反省を活かし集中してできたと思います。作業途中、メスの魚体が混じっており、それを引き当てた自分にビックリしました。

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さば味噌煮〔MKB〕缶詰⑤(M2)

 本日(10/8)の水産食品科2年生では標記を製造しました。過日の日誌中でも触れましたが、本日は成長についてを多くの生徒が感じられる実習となりました。普段であれば各班につく担当教員と協働しての作業となりますが、自然とそのサポートに頼らず、全班スムーズに実習が行えていたと感じたようです。それは生徒だけではなく、担当した教員も生徒主体で動けていた印象を持ちました。次を考えて行動する、お互いに声がけをする、足りない場所にヘルプに入る。一見当たり前のことなのですが、「言うは易し行うは難し」という位、実はとても難しいこと。こうしてできて初めて、成長を感じるのだと改めて気付かされました。

【本日の工場長(佐々木)は語る】
 初めての工場長役は、言われるがままの作業をこなすことが精一杯で難しかったです。充填後の缶から原料がはみ出ていないかなど、いろいろ確認しては用紙に記入してと、常に責任感が求められる仕事だと感じました。

 

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七重浜れいんぼ~祭(M科)

 午前中で体験入学を終えた水産食品科の午後は、10/5(土)と10/6(日)の2日間で開催される標記イベントへ製品販売で参加してきました。本校は本日(10/5)のみの参加となりましたが、各方面からの事前告知を目をされていたお客様も多数いらっしゃったようで、開店前から長蛇の列となる結果となりました。準備した300セット(「さば水煮」「さば味噌煮」「ツナマヨ」の3缶1セット)は、あれよあれよという間に開始1時間を待たずに完売となりました。販売実習に参加した有志生徒も、自分たちで製造した製品を笑顔で手にするお客様を見て、非常に励みになったことと思います。
 末筆となりますが、お声がけいただきました北斗市役所ならびに七重浜住民センターの関係者の皆様、そして足をお運びいただきましたお客様方、誠にありがとうございました。

 

水産食品科へようこそ②(M科)

 7月末以来の第2回一日体験入学。本日(10/5)は天気にも恵まれ、心地よい季候の中で中学生を迎えることができました。第1回実施とは異なる体験内容を準備し、本日はあの手この手でおもてなしを行います。施設設備の体験項目では、本学科ならではの体験ができたのではないかと思います。また、在校生との交流会もお互い照れながらの意見交換となりましたが、話しが途切れることなく静かな盛り上がりをみせていたようです。結果的に保護者の方にまで満足いただけた体験となったようで、会の終わりには笑顔で見送ることができました。
 末筆となりますが、休日にもかかわらず本校体験会、その中でも本学科を選び、足をお運びいただきました中学生ならびに保護者の皆様、誠にありがとうございました。この縁が実を結び、4月の入学式で再開できることを心待ちにしております。