日誌

水産食品科の取り組みを紹介します!

中和滴定(M3)

 本日(9/2)の食品管理Aの科目内実験では、先週に引き続き標記について学びました。本来であれば危険な薬品を用いることもある本実験。ビーカーを利き手、ビュレットコックを反対手で同時操作する性質上、安全バージョンとして「食酢」と「こんにゃく液(水酸化カルシウム)」を代用しての滴定操作を行いました。指示薬としてフェノールフタレイン溶液を加えると、滴下したアルカリ分に反応し、ほんのりピンクに色づきます。薄いピンク色でストップすると中和完了です。

操作の確認①(M3)

 本日(8/30)の食品管理Aの科目内実験では、前回学習した安全ピペッターの操作方法について、手順の確認として簡単な実技テストを行いました。安全ピペッターの取り付けから、器具標線に液面(メニスカス)をしっかりと合わせ、最後の一滴まで排出できるかがポイントとなります。緊張した様子でしたが皆しっかりとできていました。

 

さけ水煮〔PSN〕缶詰①(M3)

 昨日の雨はすっかりと通り過ぎ、本日(8/28)は穏やかな日差しが差し込む実習となりました。原料価格高騰によって実に約8年振りとなった標記製造品。秋口にはさけトバ製造でしろさけを扱うことはありますが、本製品は小ぶりなからふとますを原料として製造が行われました。初めてのさけ缶詰に生徒も興味津々です。

【本日の工場長(寺本)は語る】
 初めて経験したさけ缶詰でしたが、皆スムーズにできていたと思います。フィッシュカッターは今回初めて使いましたが、とても難しく感じました。

 

前回の実習風景(M3)はこちらをクリック

さば二枚おろし②(M2)

 生憎の大雨となった本日(8/27)の水産食品科2年生の実習は、ジメジメとした湿気にも負けずに標記実習を行いました。思い起こせば昨年のこの時期は記録的な猛暑となり、暑さに負ける生徒も多数いたことが思い出されます。今年は不安視されていた猛暑も影を潜め、実習に影響が出ていないことが救いです。
 本日使用した原料はこれまでの水煮や味付け、味噌煮の缶詰に用いる原料よりも小ぶりなもの。二枚おろしにして干し網で干された原料は、今後のオイル漬け缶詰の原料となります。先の3種類の缶詰は6号缶規格。オイル漬けは角缶規格となりますので、原料サイズを調整することも必要となります。年度当初に一度経験しているだけあって、スムーズな包丁捌きで下処理を終えることができました。

【本日の工場長(高橋)は語る】
 久し振りの実習だったこともあり、腹を切り開くときに骨が出過ぎるほど切ってしまいました。けれども、その後にしっかり修正したり、工場長として声がけをしたり指示出しをすることができました。

 

 前回の実習風景(M2)はこちらをクリック

実験器具の取り扱い②(M3)

 先週に引き続き、食品管理Aの科目内実験風景。本日(8/26)は「ホールピペット」と「安全ピペッター」の操作を体験。危険な薬品をとる場合、特に必要となる安全ピペッターですが、試薬に見立てた水を使用して操作方法を学びました。また、ホールピペット内に残った最後の1滴を排出する方法もこの機会に学びました。