水産食品科の取り組みを紹介します!
HACCP基本技能検定(M3)
まるで水産食品科3年生の心持ちを投影したかのような、重暗く憂鬱な空模様。それもそのはず、本日(7/5)4校時は標記検定試験が実施されました。これまで授業内外で対策に明け暮れてきた成果の一つが、今試されることとなります。「もう充分!」「やれることはやった!」という生徒が大半ですが、慢心せずに最後まで見直し含めて取り組んで欲しいところです。
本日を乗り切った後は、来週末に予定される食品技能検定3類の筆記試験に向けてモード切替です。いずれも取得目指してもう一踏ん張り。一つでも多く履歴書等に記載できるよう頑張っていきましょう。
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さば水煮缶詰〔MKN〕製造④(M3)
本日(7/3)の水産食品科の実習は、久し振りに標記を製造します。直近の缶詰製造では「くじら大和煮」「さば味噌煮」「まぐろオイル漬け」と、バラエティに富んだ魚種と内容をこなしてきましたが、本日は基本に立ち戻り標記「水煮」の缶詰を製造します。魚種や作業工程により差が生じる歩留りにも、考えを巡らせつつ実習に臨んでもらいたいところです。
【本日の工場長(中村一)は語る】
久し振りの実習でしたが、皆素早くできていたように感じます。一時手袋破れが出ましたが、異物混入しないように協力して探し出し未然防止に努めました。次回ツナマヨの使用原料は貴重なので、より効率的に製造できるよう頑張ります。
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さばオイル漬け缶詰〔MK4〕製造①(M2)
7月に入り実習場も段々と暑い室温となってきました。実習の性質上、水の使用は避けられないため、実習の後半では湿度が高くなり暑さも身体に堪えます。
本日(7/2)の水産食品科2年生の実習では標記を製造しました。これまで「さば水煮」「さば味噌煮」「さば味付け」と3種の缶詰を製造してきました。今回ガラリと作業工程が変わる「さばオイル漬け」の缶詰を製造です。使用する缶サイズや充填する液体も異なるため、上記との異なりを比較し考えつつ実習していきます。
【本日の工場長(星澤)は語る】
今回は一人で行う作業が多く、疲れて大変な工場長業務でした。普段の製造と工程が違うので、新鮮な感覚で楽しく実習ができました。
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グルメだよ!全員集合 in 北斗(M科)
6/29(土)・30(日)で開催された標記イベント。今回で第3回となる本催しですが、今年度も北斗市観光課様よりお誘いいただき、販売実習の一環として製品販売を行いました。今回の製品は「さば味付け缶詰」と「まぐろオイル漬け缶詰」の二品。3年生はこれまで何かしらのイベントで経験していますが、初参加となる2年生は、自分たちが作った製品が正に飛ぶように売れる様子を見て驚愕です。それと同時に、私たちM科の製品を心待ちにし、笑顔で商品を手にとって下さるお客様と実際に触れ合い、今後の製造実習に対するモチベーションも一層高まりました。
末筆となりますが、両日のイベントに足をお運びいただいたお客様方、そして本イベントの開催にあたりご尽力をいただきました北斗市観光課の皆様ならびに(株)ガイアクリエーションの皆様、運営関係者の皆様、誠にありがとうございました。
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安心安全な製品作りとは②(M1)
本日(6/28)の水産食品科1年生の実習では、前回に引き続き標記についてを学びました。実際にM科の先輩たちの実習風景(静止画)を見てもらい、毎回の実習で行われている消毒や殺菌、洗浄の重要性を確認します。そして、衛生に関する教材動画も活用し、これからの製造実習への導入とします。
何事もちょっとした油断が大きな事故につながる可能性を秘めています。私たち水産食品科で扱う「食品(製品)」も例外ではありません。これからそれを扱い、製造する身として考えるキッカケになってくれたらと思います。
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検定対策も大詰めです(M3)
水産食品科3年生、来週末には「HACCP基本技能検定(7/5)」、そして再来週末には「食品技能検定 第3類(7/12)」の筆記試験が行われます。現在、専科の各科目ではその大詰めとなる対策授業が行われています。残り期間が少ないものもありますが、取得目指して頑張ります。
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企業見学(M3)
コロナ禍によりしばらく中止となっていた標記見学が、今年度ついに満を持しての復活となりました。本日(6/26)の水産食品科3年生では、地元の食品関連企業2社を見学し、水産加工や食品製造の知見を深める有意義な時間となりました。また、製造ラインの見学をすることで、普段の製造実習と異なる点や共通点を改めて認識することができました。
末筆となりますが、お忙しい中にもかかわらずご対応いただきました「株式会社 布目」様、「株式会社 竹田食品」様、本日は誠にありがとうございました。この経験を活かし、これからの学習活動や進路選択の一助に致します。
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さんま蒲焼き缶詰〔MPK〕製造(M2)
昨今の原料価格の高騰により、久しくさんまを扱うことがありませんでしたが、本日(6/25)は2年生で初となる標記を製造しました。既に下処理を終えたものを、焙焼機を用いて両面こんがり焼き色をつけ、缶のサイズにカットして肉詰します。さばとはサイズ感が異なるため、扱う生徒たちも新鮮な感覚だったと思います。
【本日の工場長(柳屋)は語る】
工場長を務めた感想としては、缶重量を再チェックしたりエアシャワー室を清掃したりと、大変だったと感じました。来週は、本日以上に素早く作業を終えられるように頑張ります。
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安心安全な製品作りとは(M1)
本日(6/14)は1年生の水産海洋基礎の実習日。標記のとおり、製品を製造する上でに常に求められる「安心・安全」について、教材動画を交えて学習しました。また、実際にこれから自分たちが製造するであろう製品についても、官能検査(試食試験)を行いました。現代では骨の多さや調理、後処理の面倒くささから魚食離れが加速しています。缶詰にすることで骨もサクサク食感となり、まるごと食べられるようになるため、検査する生徒からも驚きと笑顔がこぼれます。
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くじら大和煮缶詰〔WPC〕製造①(M3)
本日(6/12)の水産食品科3年生では、標記を製造しました。昨年度も経験した実習項目ですが、期間が開いてしまうと作業内容も朧(おぼろ)気となります。普段の原料ではさほど気にしない「肉の線維」。これをしっかりと見極め、線維を断つよう包丁を走らせることが大切です。蒸煮後のブロック肉は千差万別の形をしており、ひとつずつ確認してスライスすることが必要となる実習でした。
来週は前期中間考査のため実習はお休みとなります。3年生は第1陣の進路出願に関わる成績が決まる重要な考査となります。気を抜かず頑張っていきましょう。
【本日の工場長(中村蒼)は語る】
工場長を務めましたが、巻締め前の再チェックや後片付けなど色々と大変でした。実習の作業自体は、今回は肉の切り方が独特なので難しかったです。次回は作業を素早く終わらせられるように頑張ります。
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食品衛生責任者講習(M3)
本日(6/5)は、水産食品科と品質管理流通科の3年生が合同で標記を終日受講しました。毎年恒例となる本講習会では、各学科でこれまで学んできた、食品や衛生に関する授業の復習や、定着を確認する良い機会となっています。また、年とともに改訂されていく食品業界のルールなどを新たに知る機会にもなっています。講習会の締めくくりとなる確認テストでは、全問正解する生徒も多数おり、学習成果の定着が改めて確認できました。
末筆となりますが、本日の開催に際して足をお運びいただきました渡島衛生責任者協会関係者の皆様、誠にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
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集散訓練・ロープワーク(M1)
早いもので5月も本日(5/31)で最終日。水産食品科1年生の基礎実習では、今後に控えたカッター実習や体験乗船に備え、標記実習を行いました。集散訓練では点呼要領から整列の仕方、隊列組み替えなどを学びます。ロープワーク(結索実習)では、基本的なロープの結び方(ヒッチやベント)について、プリントや先生をお手本に試行錯誤の練習時間となりました。分かりそうで分からない、できそうでできない、そんなマジックショーの様なロープワークに和気藹々とする1年生たちでした。
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さば味噌煮缶詰〔MKB〕製造②(M3)
本日(5/29)の水産食品科3年生では、欠席者が若干名いた中で協力し合い標記を製造しました。先週はまぐろオイル漬け缶詰を製造しましたが、魚種や処理工程の違いで異なっている歩留りについても並行して考えます。
【本日の工場長(森竹)は語る】皆できていたと思っていましたが、実際には自分の班しか見ることができていなかったので、もう少し周りを見られたら良かったと思います。来週は一つ一つ丁寧に行動できたらと思います。
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さば味付け缶詰〔MKC〕製造②(M2)
味付けタレによる固形量の増減については、前回実習が良い学びのポイントとなりました。本日(5/28)は味噌タレではなく、醤油ベースの味付けタレを使用します。同じく固形量は水煮製造時よりも若干少なくなりますが、その理由は既に明確です。また、注液時に前回タレと今回タレの粘度や色、ニオイについても注意深く観察することが必要となります。
【本日の工場長(柳屋)は語る】工場長はダブルチェックで計量したり、巻締機のレーンへ1缶ずつ流したりと大変でした。全体としては入場後すぐにホースを洗ったり、準備にとりかかることができているので、皆分かってきていると感じています。
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まぐろオイル漬け缶詰〔AC4〕製造①(M3)
本校の六次産業化【〔一次〕×〔二次〕×〔三次〕=〔六次〕】の結晶とも言える標記製品を製造しました。原料は海洋技術(F)科と機関工学(E)科の乗船コース生徒が、長期乗船で漁獲してくれたまぐろ(ビンチョウ)を使用します。一次産業を彼ら(F・E)が、そして私たち水産食品(M)科で二次産業となる加工製造と、三次産業となる流通・販売(来月のイベントに出品予定)を行います。
【本日の工場長(安田)は語る】いつもの原料(さば)に比べて製造工程は簡単に感じました。工場としての作業もしっかりできましたし、皆も丁寧にできていたので良かったと思います。
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さば味噌煮缶詰〔MKB〕製造①(M2)
過日行ったさば水煮缶詰の経験を活かし、本日(5/22)は標記を製造しました。基本的に注液(タレor水)以外はほとんど同じ作業工程となりますが、缶へ充填する固形量のグラム数が若干異なっていたり相違点も存在します。レトルト殺菌釜での加熱殺菌時、缶表面よりジワジワ浸透する熱は、内部に注液されたものの粘度の違いにより、熱の伝達やその加熱時間と温度にも影響が生じます。同じようなものを作っているようでも、「どうして?」「なぜ?」を考えながら作業すると見え方も違ってきます。
【本日の工場長(矢野)は語る】周りはしっかりと声出しもできており、協力しながらテキパキと行動できていました。最初は工場長の業務内容に戸惑ったけど、先生たちに教えてもらいながら上手くできました。
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海洋生物の観察(M1)
毎週金曜日の午後は、水産食品科1年生の基礎実習が行われています。本日は標記についてを学習しました。函館近郊で漁獲された海洋生物について、どのような生物がいるのか、その名称は何なのか、どういった特徴があるかを観察して学習しました。魚体は粘液にまみれていたり特有の臭いもありましたが、物怖じせず目を輝かせ(手袋ごしに)触れる姿はとても微笑ましいものでした。
来週24日(金)は高体連集約日(先生たちが多数不在のため午前授業)となりますので、基礎実習はお休みとなります。
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さんま背開き処理(M2)
本日(5/14)は午後に生徒総会が設定されているため、短縮5時間で昼食を挟んでの変則時間割の授業日となりました。2校時からの実習となる水産食品科2年生では、これまでの経験を活かし標記項目(後日実習の前処理)を行いました。進級後の初回実習では、慣れない作業に困惑する場面も見られましたが、何度か行った今ではスムーズに作業が行えています。
【本日の工場長(山﨑)は語る】工場長としての業務は本日は少なかったように感じます。全体を見渡すと声掛けが少なかったように感じたので、次回以降の課題だと思いました。自分としては今回の背開きは手際良くできました。
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今年度(R6)版 水産食品科パンフレット更新(M科)
標記についての改訂作業が終わり、今年度版のM科パンフレット(pdf)が更新されました。今春の卒業生たちの声、現3年生たちの声を盛り込み、「水産食品科とは?」を紹介する内容となっております。これから入学を考える中学生だけでなく、現在の在校生、これまでの卒業生、そして保護者の皆様を問わず目を通していただけると幸いです。
ダウンロードページへは上記画像をクリック ※他学科もあります!
「水産食品科(M科).pdf」をクリックでダウンロード
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歩留まりとは②(M1)
前回実習同様に、標記内容をおさらいする水産食品科1年生。例年以上に計算がしっかりとできており、各テーブルでも教え合う様子が見られ、今後の実習に期待が膨らみます。歩留り計算はつきつめると単純な四則計算(+-÷×)ですが、何が原料で何が精肉なのかをしっかりと見極める必要も出てきます。与えられた計算式を解くだけではなく、得られた数値が一体何を意味しているのか、そこを理解してこそ本当の意味での歩留り計算となります。引き続き頑張って身に付けていってほしいところです。
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さば味付け缶詰〔MKC〕製造②(M3)
昨日までの雨模様から打って変わり、本日(5/8)は抜けるような青空が広がる中での実習となりました。水産食品科3年生では、前回内容と同じく標記を製造しました。班ミーティングで討議した前回実習の課題点を克服するように立ち回り、欠席者がいた本日でも前回以上に効率的に作業を行うことができたと思います。
【本日の工場長(石村)は語る】以前に工場長を経験したときは、計算シートの記入に手間取り、サポートされながらの業務でした。しかし、今回は自分一人で行うことができたので、今後も早く行動に移せたらと思います。
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さば味付け缶詰〔MKC〕製造①(M3)
本日(5/1)の水産食品科3年生は、前回の水煮缶詰の反省を活かし、標記を製造しました。実習前の班ミーティングで共有した課題に沿って作業を進めます。注液段階では、前回の水ではなく味付けタレとなっているので、無駄遣いしないよう気を付けながらの作業となります。粘性のあるタレでは固形量のグラム数が水煮とは変わるため、注意深く行うことが必要です。
【本日の工場長(川村)は語る】久し振りの工場長役でした。工場長の作業、班に戻ってからの作業と大変でしたが、メリハリをしっかりつけてできたと思います。各班製品のチェック時で、1缶以上ずつ計量不備を発見したので、改善できるよう実習に臨みたいです。
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